アトレティコ、エルチェの有望株の契約解除金を支払う

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アトレティコ・マドリードは、エルチェに所属していた17歳のフォワード、ダニエル・フィッツジェラルドの契約解除金を支払いました。このことは、アリカンテのクラブであるエルチェが火曜日に発表し、若手選手との契約更新のために全力を尽くしてきたことも明らかにしました。フィッツジェラルドは昨年、プロ契約を結んでいます。

年齢的にはユース世代ながら、すでにBチームでの出場経験もあるフィッツジェラルドについて、エルチェは「当クラブの下部組織における大きな将来の希望の一人」と評しています。彼は2017-18シーズンにベンハミンカテゴリーでクラブに加入し、それ以来、着実に階段を上ってきました。

「エルチェCFは、当クラブが掲げるスポーツプロジェクトにおいて、下部組織の育成を根幹のひとつと位置づけ、堅固なコミットメントと明確な方針のもとに力を注いできたことを強調したいと思います。その一環として、当クラブは同選手に対して契約更新の意思を伝え、今後トップチームの一員として成長する道を用意しておりました。しかしながら、選手本人は新たなプロフェッショナルとしての道を選び、アトレティコ・マドリーへの移籍を決断しました」と、エルチェは声明で説明しています。

契約が成立した後、アトレティコはこの若き才能をフェルナンド・トーレス監督率いるBチームに加入させるか、それともユースチームでスタートさせるかを決定する予定です。ただし、イングランド国籍も保有するフィッツジェラルドを迅速に獲得したことで、アトレティコの先見性が改めて浮き彫りとなっています。

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