2-0。アトレティコB、素晴らしい前半でアルコヤーノを仕留める

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アトレティコBは、4月20日(日)に行われた試合でアルコヤーノに勝利しました。非常に引き締まった前半の内容により、オマールとラヤンのゴールで2点のリードを奪い、それが決定打となりました。アルコヤーノはリーグ下位に位置しており、「新監督で勝利確実」というセオリーもこの日は通用しませんでした。

この勝利により、アトレティコは2025年に入ってからのホームでの強さをさらに証明しました。ここまでにホームでは6勝1分、無敗を維持しています。

試合開始から15分、ラヤンがシュート気味のクロスを放ち、それが予想外の軌道を描いて相手ゴールキーパーを驚かせる場面がありました。その直後のコーナーキックでは、マルティンが惜しいヘディングシュートを放ちました。

その少し後、アトレティコはこの日の先制点に迫ります。イケル・ルケがサイドから切り込み、パスコースを探して見つからず、そのまま放ったシュートをジャウメ・バレンズが好セーブで防ぎました。

この時間帯、フェルナンド・トーレス監督率いるチームの中で、ルケの存在は最大の脅威となっていました。そして、まさにその彼のクロスからオマール・ジャネが2人のセンターバックの間に飛び込み、ほぼダイビング気味に今季初ゴールを叩き込みました。時間は前半30分、場所はセルロ・デル・エスピノです。

アトレティコはその後もリードを広げる意志を見せ続けました。パブロ・ペレスの強烈なシュートを、GKジャウメ・バレンズがパンチングで弾きました。

前半のアディショナルタイム、オマールがシュートを放ち、バレンズがゴールライン上で一度はセーブしましたが、そのこぼれ球をラヤンが押し込んで、前半終了間際に2点目を奪いました。

バレンズが大敗を防ぐ
後半は、前半の流れをそのまま引き継いで始まりました。アトレティコは相手ゴールに襲い掛かります。今度はハビ・セラーノが3点目に迫るシュートを放ちました。彼のシュートに対し、ジャウメ・バレンズは足でスーパーセーブを見せました。このプレーは、2010年南アフリカW杯決勝でのイケル・カシージャスによるロッベンへのセーブを彷彿とさせるものでした。

この時点で、アリカンテのクラブであるアルコヤーノにおいて、バレンズは間違いなく最も光る存在でした。彼は、フリオ・ディアスのゴール右隅を狙ったシュートも見事に防ぎ、チームを試合に踏みとどまらせていました。

一方、アルコヤーノの攻撃に関してはほとんど見どころがありませんでした。アントンのシュートは守備陣にブロックされ、パストラーナのシュートもイトゥルベが難なくキャッチしました。さらにパストラーナによる別のシュートはゴールを大きく外れてしまいました。


ATLÉTICO DE MADRID B 2 -0 ALCOYANO

Atlético de Madrid B: A. Iturbe, Martín, Julio Díaz, J. Boñar, Kostis, Javi Serrano (D. Martínez 76’), Iker Luque (Borj Garcés 85’), Selu Diallo(Joaquín G. 68’), Rayane (Jano 68’), Pablo Pérez y O. Janneh (Castillo 85’)

Alcoyano: Jaume Valens, Primi (Andrés Rodríguez 84’), Farru (Carlos Blanco 53’), Imanol Dani Molina (Albisúa 73’), Antón, Pichu Atienza, Mario Losada, Eneko Undabarrena (Yacine 73’), Vela (Rafa 53’) y Víctor Pastrana.

Árbitro: Daniel Pastizora Iglesas. Mostró tarjeta amarilla a los locales Selu Diallo (53’) y a los visitantes Farru (17’), Rafa (71’) y Primi (83’).

GOLES:
1-0:31’ O. Janneh
2-0:45’ Rayanne

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