ビジャの息子、アトレティコで大活躍:ゴラッソ連発でクレビジェント・カップ優勝に貢献

この記事は約2分で読めます。

ダビド・ビジャは、スペインサッカー史上最高のストライカーの一人であり、かつてアトレティコ・マドリーに1シーズン在籍していました。しかし、その1シーズンは非常に濃密でした。「エル・グアッヘ」の愛称で知られるビジャは、2013-14シーズンにリーガ優勝、そしてリスボンでのチャンピオンズリーグ決勝進出という、ファンにとって忘れられない思い出を残しました。

そんなビジャに“後継者”が現れるのではないかと、アトレティコ・ファンたちは期待に胸を膨らませています。その人物とは、ビジャの息子の一人、ルカ・ビジャです。彼はアトレティコのアレビン(小学生)カテゴリーのチームでクレビジェント・カップに出場し、同大会の注目選手となりました。特にアトレティコファンにとっては、自らの憧れの選手について語ったこの少年のコメントが心を打ちました。「僕は父のダビド・ビジャみたいになりたいです。そしてフェルナンド・トーレスもとても好きです」と、DAZNのインタビューで語っています。

ダビド・ビジャのコメント
「自分がプレーしていたときよりも、スタンドから見ている方がずっと緊張しますね。自分の時はコントロールしやすかったですが、今は本当に難しいです。でも、彼はまだ小さいし、楽しむべき時期です。僕たちの頃にはなかったような大会に参加できて、本当に恵まれています」と、アストゥリアス出身のビジャはDAZNに語っています。

「今は楽しむことが大事です。将来どうなるかなんて誰にもわかりませんからね」と、息子が試合でアシストを決めたことを喜びつつコメントしています。「似ているかって? あまり似ていませんよ。彼は左利きで、フォワードというよりウイングタイプです。どちらかというと母親似ですね。プレーはどうだかわかりませんけど……。僕には似てほしくないんです。彼自身の道を歩んでほしい。まだ子どもで、これからの人生は長いですから。なによりも大切なのは、今この時期を楽しむこと。サッカーの世界は本当に厳しいですから。この時期を楽しめたなら、将来どうなっても、きっと素晴らしい思い出になるはずです」と、元アトレティコのストライカーは語りました。

決勝戦でゴールラッシュ
そして、ルカ・ビジャにとって最も輝いた瞬間がやってきました。彼はクレビジェント・カップの決勝戦、アトレティコ対バレンシア戦で大活躍し、チームの優勝に大きく貢献しました。頭で決めたゴールと、ペナルティエリア外からの強烈なシュートによるゴールの2得点で、大会を締めくくりました。試合後には「僕、父より上手くなるよ」と笑顔で語っていました(DAZNより)。

コメント