アトレティコ・マドリーは、将来有望な選手たちの確保に向けた取り組みを継続しています。数日前、クラブはアブドゥ・ケモ・バジ・ファル選手と初のプロ契約を結んだことを発表しました。
この若きウイングは、2024年にエスパニョールの下部組織からアトレティコに加入し、コルチョネロスの下部カテゴリーで非常に良い印象を残しました。わずか16歳ながら、アトレティコでの活躍が評価され、今回のプロ契約に至りました。
本来であればカデーテ(U-16)世代であるにもかかわらず、今季はフベニールB(U-18)でプレーしており、メトロポリターノのクラブとの関係をさらに深める形となります。
「アトレティコ・マドリーとプロ契約を結べてとても嬉しいですし、クラブが自分を信頼してくれていることにも感謝しています。これからも努力を続けていきます。自分のキャリアにおいて、とても大きな一歩です」と、契約後のコメントで語りました。
アブドゥ・ケモ選手はウイングとしてプレーしており、憧れの選手について「グリーズマンです。自分もウイングとしてプレーしているので、彼の動きをよく参考にしています」と語っています。
このプロ契約は、セネガルとスペインの二重国籍を持つ彼にとって大きな報酬とも言える出来事です。これにより、スペイン代表「ラ・ロハ」とセネガル代表「ライオンズ」のどちらの代表チームでもプレーする資格を持ちます。
母国セネガルでは、彼が元レアル・ベティスのアサン・ディアオのような道を歩むことを期待されています。アサン・ディアオもスペインで育ち、スペインの年代別代表でプレーした後、最近ではイタリアのコモに移籍し、セネガル代表としてA代表デビューを果たしました。
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