アトレティコBは、アルヘシラスのホームで僅差で敗れ、セグンダ・ディビシオン(2部)昇格のプレーオフ圏から遠のきました。現在、トーレス監督率いるチームはプレーオフ圏まで勝ち点2差となっており、その最後の枠を占めるのはセビージャ・アトレティコです。その間には、エルクレスとメリダが位置しています。
試合の入り方としては、アトレティコBにとってこれ以上ないほど良い展開でした。開始2分、ペナルティエリア内でパブロ・ラレアがフリオ・ディアスを倒し、アトレティコBにPKが与えられました。しかし、ニーニョが蹴ったボールは、”パラディーニャ”(フェイント)を入れたものの、大きく枠を外れてしまいました。
その10分後、ロドリ・エスクデロが試合唯一のゴールを決めました。左サイドからのクロスに対し、コスティスがクリアを試みるも不十分な対応となり、ボールはエリア内に転がったままに。これをアルヘシラスの選手がうまくコントロールし、イトゥルベを破って得点しました。
アトレティコBは同点を狙いに行きましたが、最大のチャンスは、フリオ・ディアスの左サイドからのクロスにニーニョがヘディングで合わせた場面、そして前半終了間際のハビ・セラーノのミドルシュートでした。しかし、どちらもアルヘシラスのGKルチョ・ガルシアがセーブしました。
トーレス監督は前半の内容に満足せず、ハーフタイムで一気に3人の選手交代を行いました。パブロ・ペレス、ディアロ、アドリアン・ニーニョを下げ、ヤノ・モンセラーテ、ラヤン、オマール・ジャネを投入しました。
しかし、後半もチームのパフォーマンスは向上せず、試合の流れはむしろアルヘシラスの2点目が近い展開でした。アトレティコBはほとんどチャンスを作れず、試合終盤にはイトゥルベが決定的なシュートを阻止し、さらなる失点を防ぐ場面もありました。
これでアトレティコBは次の試合に向けて切り替えなければなりません。次戦は金曜日にセロ・デル・エスピノ(マハダオンダ)で最下位のインテルシティと対戦します。この試合では、昇格プレーオフの希望をつなぐためにも、勝利が必須となります。
ALGECIRAS 1-0 ATLÉTICO DE MADRID B
Algeciras: Lucho García, Dani Merchán, Gaixas, Rodri (Juan Hernández 75’), Iván Turrillo, Diego Esteban, Tomás (Manín 75’), Leiva, Adot Paris, Aleix Coch y Pablo Larrea.
Atlético de Madrid B: A. Iturbe, Julio Díaz (Ale García 75’), Boñar, Kostis, Serrano, Diego Bri, Niño (Rayane 46’), Spina, Joaquin G.(Dani Martínez 75’), Selu Diallo (O. Janneh 46’) y Pablo Pérez (Jano 46’).
GOLES:1-0. 11’ Rodri
Árbitro: Aleksandar Yavylov Angelov Borisov. Mostró tarjeta amarilla a los locales Paris (5’) y a los visitantes Pablo Pérez (20’), Joaquín G. (25’), Selu Daillo (31’) y Kostis (71’).
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