アトレティコ・マドリーのフベニール(ユースチーム)は、ユースリーグのベスト16に進出しました。ラピード・ウィーンを1-2で下し、次のラウンドへと駒を進めました。グループステージを2位で通過したアトレティコは、各国のチャンピオンチームの中から勝ち上がったチームと対戦することになりました。
試合は開始直後からアトレティコ・マドリーが優勢に進めました。チャンスは次々と訪れ、ヤノが最初のチャンスを迎えるまでに2分もかかりませんでした。10分後には、パブロ・パンが頭で狙ったダブルチャンスがあり、その直後にはオマールのシュートが枠を外れました。さらに、ラハドがゴールを狙う場面もありました。
一方的な展開になるかと思われましたが、ラピード・ウィーンも反撃を見せました。23分、ヨバンがオーストリアのチームを先制へと導き、アウェーチームのアトレティコにとっては予想外の展開となりました。
しかし、ルイス・ブエノ監督率いるアトレティコはすぐに反応しました。ラハドやオマールが攻め込み、さらにカスティージョの強烈なシュートがクロスバーを叩くなど、同点を狙う攻撃を続けました。そして、前半終了間際、フリオ・ディアスのパスを受けたヤノが見事に決め、試合を1-1の振り出しに戻しました。
後半が始まると、ラハドが早々に決定機を迎えました。そして、61分には再びフリオ・ディアスが左サイドを突破し、最後はオマールがネットを揺らして1-2。アトレティコはこの試合で初めてリードを奪いました。
ラピード・ウィーンも追いつこうとしましたが、アトレティコのGKアルバロ・モレノが連続セーブを見せ、同点ゴールを阻止しました。その後、地元チームにはほとんどチャンスがなく、逆にアトレティコはダニ・ムニョスのシュートで1-3と突き放す場面もありましたが、相手GKに阻まれました。
ベスト16進出チームと抽選日程
試合はそのまま1-2で終了し、アトレティコ・マドリーがユースリーグのベスト16に進出しました。同日にFCバルセロナ、レアル・マドリー、スポルティング・ポルトガル、シュトゥルム・グラーツ、ザルツブルク、マンチェスター・シティ、トラブゾンスポル、オリンピアコス、アストン・ヴィラも勝ち上がりました。また、前日にはアタランタ、シュトゥットガルト、AZアルクマール、インテル、バイエルン・ミュンヘン、ホッフェンハイムが進出を決めています。
次の対戦相手を決める抽選は、今週金曜日の13時にスイスで行われる予定です。
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