昨シーズンと同様に、アトレティコ・フェメニノは来季に向けて大幅なチーム改革を行うことになりそうです。そしておそらく、その中でも大きな話題となるのが、チームを支えてきたサイドバック選手の退団でしょう。注目すべきは、単なる退団ではなく、ライバルクラブであるレアル・マドリーへフリーエージェントとして移籍する可能性が高いという点です。
それはシェイラ・ガルシア(27歳)のことです。彼女はSNSにメッセージを投稿し、「アトレティコでの経験に永遠に感謝している」と述べましたが、それが永遠のライバルであるレアル・マドリーへの移籍の障害にはならないようです。
「永遠に感謝しています。アトレティコ・デ・マドリーに別れを告げます。このクラブはあらゆる面で私を成長させてくれました。チームメイト、コーチングスタッフ、経営陣、そしてすべてのファンの皆さんに感謝します。このクラブで過ごしたすべての試合、喜び、困難、そして一瞬一瞬が光栄でした。」と、ユンケラ・デ・エナレス出身の彼女は書きました。
彼女がレアル・マドリーに移籍することは公式には確認されていませんが、スペイン代表に参加していた際にこの可能性について尋ねられた時、「きっとみんなに気に入られると思う」と答えたことがありました。
2021年の夏に彼女はラージョ・バジェカーノからアトレティコ・マドリードと契約しました。クラブでは3シーズンを過ごし、スペインが優勝した2023年のワールドカップから離脱を余儀なくされる膝の重傷と闘いました。
直近のシーズン、彼女はマノロ・カノにとって重要な選手でした。24試合に出場しましたが、レアル・マドリーへの移籍が発表されるとラインナップから姿を消しました。彼女は、そのレアル・マドリーを相手に勝ち取ったコパ・デ・ラ・レイナのタイトルを手にして去ります。
さらなる”裏切り”
今回のシェイラ・ガルシアの移籍は、ただの一回の”寝返り”ではないかもしれません。報道によると、アトレティコ・マドリーのストライカーで、昨シーズン最も得点を量産した選手の一人であるエヴァ・ナバーロも、同じ道をたどる可能性があるようです。
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