アトレティコ、グラナダで貴重な3ポイント獲得

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アトレティコ・フェメニーノは、リーガ・フェメニーナ第20節グラナダ戦に1-0で勝利し、貴重な3ポイントを獲得しました。しかし、その勝利は決して楽なものではありませんでした。前半はアトレティコが主導権を握り、シュートを4本枠に飛ばすなど攻勢に出ました。しかし、ゴールネットを揺らすことができず、さらにルドミラのゴールは微妙なオフサイド判定で取り消されてしまいます。運にも見放され、もどかしい時間が続いていました。

・カノ監督率いるアトレティコは、立ち上がりからアグレッシブにプレスをかけ、アンダルシアのチームを自陣に押し込めていました。試合は序盤からアトレティコのエリアで展開され、13分には最初のチャンスが訪れます。シェイラが抜け出してGKサンドラと1対1になりましたが、GKがわずかに先に触ってシュートを阻止しました。このプレーではシェイラはやや無理な体勢だったようです。その後もアトレティコの攻勢は続き、前半を通して最大のチャンスを迎えたのはガビでした。しかし、ゴール至近距離からのシュートはポスティゴ選手にゴールライン上でクリアーされてしまいました。

ルドミラのシュートは、議論の余地があるオフサイド判定によりゴールが取り消されてしまいます。さらに、アトレティコにとっては運に見放された時間帯が続きます。なんと立て続けに3本のシュートが枠ではなくポストに当たってしまったのです。 ルドミラのシュートが2本、そしてアナ・ヴィトーリアのシュートが1本。いずれもゴールネットを揺らすことはできず、スコアレスのまま前半を終えました。

グラナダは試合開始から思い切りの良い攻撃を仕掛け、アトレティコを驚かせました。しかし、アトレティコは落ち着きを取り戻すと、徐々に試合をコントロールするようになっていきました。そして、後半途中、ボー・リサが投入されると、早速積極的な動きを見せます。加入直後に上げたクロスは、惜しくもポストに当たりましたが、その跳ね返りを拾ったレイシー・サントスがゴールネットを揺らし、ついにアトレティコが待望の先制点を奪いました。

グラナダは最後まで諦めず、オルネラのシュートで同点劇を狙いましたが、アトレティコの守護神ローラ・ガジャルドが好セーブでこれを阻止します。試合終盤にかけてグラナダは猛攻を仕掛けましたが、アトレティコは粘り強く守備を固め、1-0のままリードを守りきり、貴重な勝利をマドリードに持ち帰りました。

この勝利により、アトレティコは勝ち点を24ポイントに伸ばし、5位に浮上しました。3位レバンテとは勝ち点2差、2位マドリードCFFとは勝ち点1差と、上位進出に向けて好位置につけています。残す試合はあと10試合。・カノ監督率いるアトレティコは、この勢いに乗って上位進出を目指します。


GRANADA 0–1 ATLÉTICO DE MADRID

Guranada: Sandra, Postigo (Alba P. 75’), Marta C., I. Álvarez, Gaste (Naroa 90+2’), L. Pérez, Alicia, Mingueza (Edna 46’), Naima (Andrea Gómez 75’), Ornella (C. Suárez 86’) y Lauri.

Atlético de Madrid: L. Gallardo, Shei, Xènia, Menayo, Medina, Gaby G. (Bøe Risa 63’), Eva Navarro (M. Cardona 77’), Ana Vitória, Santos (Banini 83’), Sheila (Crnogorčević 63’) y Ludmila (Ajibade 63’).

Arbitra:González González, quien amonestó a las rojiblancas L. Gallardo (49’), Crnogorčević (90’) y Shei (90+3’) y a la granadina Ornella (41’).

GOLES:
0-1, min. 69, Santos

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