1-1。カップのダービーの余韻がアトレティコを引きずり、チャンピオンズリーグから遠ざかる

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アトレティコ・フェメニーノは、マドリードCFFとのダービーマッチで1-1のドローに終わりました。特に前半は両チームとも攻守が目まぐるしく切り替わる見応えのある試合展開でしたが、この結果、アトレティコ・マドリーはチャンピオンズリーグ出場圏からさらに遠ざかってしまいました。コパ・デ・ラ・レイナでのレアル・マドリー戦の疲労が残っていたアトレティコに対し、マドリードCFFはよりフレッシュな状態で試合に臨みました。そして、その差が結果に表れたと言えるでしょう。

このドローは、3位レバンテを追い抜くチャンスを逃した両チームにとって痛手となりました。しかし、ビクトル・マルティン監督率いるチームにとっては、4位を維持し、アトレティコとの勝ち点差を2ポイントも維持したという点で、まだ救いがあります。一方、アトレティコ・マドリーにとっては、リーグ戦2試合連続のドローという結果であり、チャンピオンズリーグ出場という目標がさらに遠のいたことは、深刻な問題と言えるでしょう。

試合は早々にアトレティコが先制点を奪います。15分、アジバデが左サイドからクロスを上げ、中央でエヴァ・ナバーロが巧みなコントロールでゴールに流し込みました。しかし、マドリードCFFもすぐに反撃に出ます。ルシア・パルドのシュートはゴールライン上でクリアされましたが、その後のコーナーキックからコメッティが頭でゴールを決め、同点に追いつきました。

前半はマドリードCFFとアトレティコが互いにチャンスを作るシーソーゲームとなりました。安定感に欠けるアトレティコは、ルドミラのシュートがポストを叩くなど決定機を作りながらも決め切ることはできませんでした。ビクトル・マルティン監督率いるマドリードCFFもいくつかのチャンスがありました。

後半はアトレティコが攻勢を強め、マドリードCFFを押し込みました。しかし、GKパオラ・ウジョアの好セーブや、シュートミスなどが重なり、ゴールを奪うことができませんでした。

特に終盤は、ボー・リサのシュートがゴールライン上でクリアされたり、ルシア・モラルのオーバーヘッドキックがわずかに枠を外れたりと、アトレティコの猛攻が続きました。

一方、マドリードCFFも終了間際に数的優位でカウンターを仕掛けましたが、最後のシュートまで持ち込めず、試合は1-1で終了しました。


ATLÉTICO DE MADRID 1–1 MADRID CFF

Atlético de Madrid: Lola Gallardo, Shei (Banini 73’), Xènia, Menayo, Medina (Cinta R. 66’), Bøe Risa, Ana Vitória (M. Cardona 73’), Eva Navarro, Sheila (Lucía Moral 66’), Ajibade y Ludmila.

Madrid CFF: Paola, Cometti, Camila, Mónica, Itzi (Villafañe 86’), Karen (Aida 90+2’), Lee, Laurita, Cris, Gio (Ruth 90+2’) y Pardo (Ana 82’).

Arbitra:Gil Soriano, quien amonestó a las rojiblancas Medina (47’) y Eva Navarro (90+1’) y a la visitante Pardo (31’).

GOLES:
1-0, min. 15, Eva Navarro
1-1, min. 20, Cometti

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