アンヘル・トーレスがモラタを擁護

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クロアチア戦でゴールを決めながらも、アルバロ・モラタは依然としてスペイン代表における議論の的となっています。そんなモラタを擁護したのがヘタフェのアンヘル・トーレス会長です。

会長は、アルバロ・モラタに対する批判についてラジオ・マルカのインタビューで言及しました。アンヘル・トーレスはモラタが「とても良い人」であり「シャイすぎる」と擁護し、サッカー選手はもっとタフでなければならないと主張しました。「モラタはあまりにも良い人だ」と会長は述べました。「彼はとてもシャイで、サッカーではもっと『息子のように振る舞うべきではない(意訳:強気に出るべきだ)』 。さもなければ、彼のようなことが起こってしまうんだ。」

会長はモラタが批判だけでなく、個人や家族への誹謗中傷にも遭っているとし、次のように述べました。「モラタはサッカー的にも個人としても酷い扱いを受けてきた。家族や4人の子供への敬意もない発言だ。」

「スペイン代表史上2位もしくは3位の得点者であるモラータに対する扱いを目にすると腹が立つ」とヘタフェの会長は語気強く述べました。「我々は彼に何を望んでいるのか。彼は強靭な選手ではあるが、家族がおり、子供が『パパ、どうして人々はお父さんを称賛してくれないの?』と尋ねてくるのは、最もつらいことだ。ユーロで優勝すれば全てが忘れ去られるだろうが…」と語っています。

アルバロ・モラタを擁護したヘタフェのアンヘル・トーレス会長は、ラジオ・マルカのインタビューで、もう一つの話題に触れました。それはモラタとの間の約束です。「モラタは引退する際に、最後のユニフォームはヘタフェの青色にするという約束をしてくれている。彼がその約束を守ってくれることを願っている。なぜなら、ここには彼を心から必要としているからだ。彼もまた、キャリアを終える場所としてヘタフェを望んでいると話していたし、できれば私が会長としている間に実現してほしいね。」

最後に、会長はモラタがヘタフェの下部組織に所属していた時期について言及しました。「モラタがユースカテゴリーにいた一年間は、育成手当によってクラブに利益をもたらしている」と会長は述べました。これはFIFAが導入した制度で、選手が移籍をするたびに、その移籍金の一部が選手を育成したクラブに分配されるというものです。「モラタが移籍をするたびに、育成手当としてヘタフェもお金を受け取っている」と会長は制度のメリットを強調しました。

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