フェルナンド・トーレス、アトレティコ・マドリーから「また一つ喜び」

この記事は約3分で読めます。

アトレティコBチームの新監督に就任したフェルナンド・トーレスにとって、また一つ嬉しいニュースが舞い込んできました。彼自身がデザインされた会員証が、2024-25シーズンのアトレティコ・マドリーの会員証に採用されることが発表されたのです。これはトーレスにとって、「彼の人生にとってのクラブ」であるアトレティコ・マドリーから贈られた、大きな喜びとなるでしょう。

フェルナンド・トーレスはクラブへ向け「これはまたしても、私の人生を捧げたクラブからもらった喜びの一つです。今でもサポーターの一人として、カンテラ時代にもらっていたシーズンパスを使って、父や母と一緒に行くために子供用のチケットを取っていたあの頃を思い出します。それから何年も経ちますが、今度は全ての会員が持つであろうそのシーズンパスに自分がデザインとして携われるのです。私にとってとても象徴的なことです」とコメントしました。

続けて、「あまりにも過分な、自分が受けるに値しないほどの栄誉だと思っています。これまで何度も話してきましたが、私にとってのアトレティコ・マドリーとは、夢を叶えるためのチャンスと道具を与えてくれるクラブです。 今後もこの会員証にデザインとして携わっているという責任感に応えられるよう、これまでやってきたこと、そしてこれからできることに対して、いつもクラブを誇りに思ってもらえるよう努力していきます」と述べました。

フェルナンド・トーレスは、1995年に11歳でアトレティコ・マドリードの下部組織に入団した当時を振り返り、次のように話しました。「あの会員証には下部組織出身選手がデザインされています。これはアカデミーにいる全ての子供たちにとって、励みになると思うし、目標としてもらえるのではないでしょうか」

さらに言葉を続け、「あの会員証のデザインには、下部組織出身選手としてトップチームでプレーし、サポーターの前でゴールを決めるという、最高の喜びが表現されています。画像をじっくり見れば、当時夢見ていたことの多くが込められていることに気づくでしょう。それは希望であり、憧れであり、会員証を持つ子供たちが自分自身を重ね合わせられるようなデザインなのです」と述べました。

元フォワードは、今回の会員証デザインの起用について、次のようにコメントしました。「これまでにも、、ルイス・アラゴネス、、エンリケ・コリャルなど、偉大なレジェンドたちが会員証のデザインを飾ってきました。皆さんはそれぞれ、私が知らない時代、祖父から聞いた時代も含めて、そして私が見て楽しんできたフットレのような時代も含めて、クラブの歴史において象徴的な存在であり、ファンにとってのアイドルでした」

「彼らこそが、私が育ってきた中で、アトレティコ・マドリーの歴史を背負い、すべてのファンにとって忘れられない存在になったレジェンドたちです。 今は私たちが、自分の子どもに彼らが何者であったのかを伝えていく番なのです。こうした偉大な選手たちと同じ場所に並ぶことは、自分がクラブのために成し遂げたこと以上に大きな名誉であり、同時に責任も感じています」

フェルナンド・トーレスはさらにこう付け加えました。「今の子供たちはトレーディングカードで僕を知ることが多いようです。そうすると自分がやってきたことを客観的に見ることが難しくなります。でも、会員証が手元に届いたら、自分の子供たちに、あの写真にデザインされること、そして家族の記憶、アトレティコという家族、世界中のロヒブランコたちという大きな家族の記憶に残るということの意味を説明してあげられると思います。これは永遠に残るものなのです」

コメント