メンフィス、サビッチ、エルモーソの3選手放出で、チームの年俸総額が2,500万ユーロ削減

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アトレティコ・マドリーにとって、今夏の移籍市場最大の目標は、競争力を高める選手を獲得することだけではなく、人件費の削減でもあります。そのためには、2つの方法が考えられます。1つ目は、人件費削減です。シメオネ監督 (1600万ユーロから1150万ユーロに減額) やコケ (800万ユーロから350万ユーロに減額) のような重要な選手たちの更新がその例です。

しかし、それだけではありません。コスト削減のための他の方法もあります。実際、3選手の退団により、次のシーズンに向けて約2,500万ユーロのコストが削減されます。具体的には、、サビッチ、メンフィスの3選手です。長い間スタメンとしてプレーしていた重要な選手たちですが、年俸は400万ユーロから500万ユーロと高額でした(つまり、アトレティコ・マドリーは1シーズンあたり800〜1,000万ユーロのコストを削減することになります)。

そのため、アトレティコ・マドリーは12月にエルモーソに対して減俸オファーを提示しましたが、選手は受け入れず、オファーは期限切れとなりました。エルモーソは2019年、リュカ・エルナンデスの後釜としてエスパニョールとの厳しい交渉を経て獲得されました。獲得当時から400万ユーロを超える高額な給与を受け取っていました。エルモーソは、2020-21シーズンのラ・リーガ優勝など輝かしい瞬間もあり、シメオネ監督が5バックを採用して以降は左センターバックとして監督の信頼を勝ち取ってきました。

サビッチの意向…メンフィスの契約
サビッチは出場試合数に応じた契約延長を勝ち取りましたが、メンフィスは必要最低出場試合数に達せず、2025年までの契約延長は自動的に無効となりました。
いずれにせよ、アトレティコ・マドリードはサビッチとメンフィス、両選手ともフリー移籍での退団を歓迎しています。サビッチはDF、メンフィスはFWで、それぞれ800万ユーロから1,000万ユーロのの人件費を削減できます。つまり、計2,500万ユーロのを節約できるわけで、アトレティコ・マドリーが戦力を強化するために必要な資金となります。

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