モラタ、ユベントスへの復帰に前向き

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アルバロ・モラタの去就問題が、今夏もまた注目を集めそうです。先日、スペイン代表合宿中に本人が残留への言及を避けたことで、アトレティコ・マドリーでの去就が不透明感を増しています。

モラタは残留について「今は考えていない。きっと何かあるだろうけど、今は考えることじゃない。ユーロではただスペイン代表のユニフォームを着てプレーすることに集中している。大会が終わったら考える」とコメントしました。また、アトレティコでの去就については「昨年、監督と話をしましたが、結局のところ、状況は一方向か別の方向に進みますが、何が起こるかはわかりません。」と含みを持たせています。

同日、ユベントス、インテル、ローマの3クラブが獲得に興味を持っていると報道されました。そして本日、イタリア紙『トゥットスポルト』は、その可能性をユベントスに絞ったと報じています。

イタリア紙によると、モラタはイタリア復帰を熱望しており、かつて2度在籍したユベントスの白黒のユニフォームに再び袖を通すべく、積極的に働きかけているようです。ただし、トリノに戻ってくるためには、現在の給与を下げる必要があることをモラタも理解しており、その点でも折り合いをつける姿勢を見せています。

選手は高額なサウジアラビアでのプレーを断りました。31歳となったモラタは、最高レベルでの競争を望んでおり、ユベントスであればそれが保証されていると考えています。

但し、トリノ復帰にあたってはまずアトレティコ・マドリーとの契約解除が必須となります。モラタは減俸と引き換えに容易な退団オプションを盛り込んだ契約延長を行っており(グリーズマンと同様のケース)、その契約解除金は1、500万ユーロに設定されています。

昨夏のように、シメオネとのプレシーズン中の会話で移籍を再考し、アトレティコでのキャリアを続けることを選んだ昨年とは異なり、今回のケースではマドリード出身のモラタのアトレティコでの時代は終了しそうです。そして、再びイタリアが彼の行き先となる可能性があります。

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