ロペテギ、アトレティコの逸材獲得に意欲

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アトレティコ・マドリーは現在、最も将来を嘱望されている若手選手たちを抱えています。そういった状況下では、当然ながら危険も伴います。特に、プレミアリーグのような魅力的なリーグからのオファーの場合には。

さらに、獲得に動く監督がスペイン人の場合は、この危険性はより高くなります。スペイン人監督は自国の市場に精通しており、選手たちの潜在能力を熟知しているからです。

ウェスト・ハム・ユナイテッドにジュレン・ロペテギが到着したことで起きていることが、それを示しています。最近公式に発表されたこのバスク人指導者は、イギリスからの情報によると、自らの指導下でプレーさせていたフォワードに対する興味を一旦脇に置き、アトレティコ・マドリーの逸材を手に入れるために全力を尽くす構えを見せています。

イギリスのメディアによれば、この指導者はセビージャのユセフ・エン=ネシリに対する関心を一旦脇に置き、アトレティコ・マドリーの若手、サム・オモロディオンを獲得することに重点を置く準備が整っていると説明しています。

確かに、ロペテギは27歳のモロッコ人選手を指導しており、プレミアリーグで成功する可能性があると理解しています。彼はウェストハム、アストン・ヴィラ、トッテナム・ホットスパーの興味により、プレミアリーグへの移籍が強く結びつけられています。

しかし、どうやら獲得優先順位に変化があったようです。ウェストハムは今夏最低でも6人の選手を獲得する予定であり、その最優先事項のひとつがサム・オモロディオンになったようです。現在20歳で、今シーズンはアラベスにレンタル移籍し、ラ リーガで35試合に出場して9得点を挙げ、チームの中盤順位フィニッシュに貢献しました。

ウェストハムはサムの獲得に向けて、ボーナス込みで総額3,900万ユーロを支払う用意があるようです。しかし、アトレティコ・マドリーは、昨夏わずか600万ユーロで獲得した将来有望なストライカーを手放す場合、4,000万ユーロ程度の移籍金を求めています。アトレティコの考えとしては、スペイン有望株を手元に留める意向ですが、4,000万ユーロというオファーは、今夏の補強活動に必要な資金を確保する絶好の機会にもなりえます。

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