メンフィス、最初に退団の扉を開く

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アトレティコ・マドリーは、来シーズンに向けてチームの刷新を図っており、そのために複数の選手の放出を検討しています。その第一弾として、メンフィス・デパイが公式に退団を表明しました。

デパイは、残り1年の契約期間がありましたが、6月5日(日)に自身のSNS上でアトレティコ・マドリーとの契約を解除し、フリーエージェントになったことを発表しました。契約解除金は発生せず、契約満了を待たずに退団することになりました。デパイは、アトレティコ・マドリーでの1年半の経験に感謝の意を述べつつ、「もっと違った形になったはず」と、チームへの不満も漏らしています。

メンフィス・デパイの退団は、アトレティコ・マドリーの選手層改革の第一歩に過ぎません。契約満了に伴い退団するエルモーソやパウリスタに加え、サビッチのようにアトレティコでの時代に終止符を打つ選手が加わります。また、クラブは人件費を削減し、新戦力の獲得のためのスペースを確保するために、選手を売却したり、放出したりする意向もあるようです。その候補としては、モラタ、サウール、そしてレアル・ソシエダへのレンタル移籍を終えて復帰するハビ・ガランなどが考えられます。レアル・ソシエダは彼を引き続き獲得したがっており、その取引はル・ノルマンの獲得交渉に絡む可能性もあります。

ただし、彼らはいずれも公式にはこの件に関して言及しておらず、アトレティコ・マドリーも同様です。メンフィスに関しては、本人が直接それを確認したためです。

しかし、残留を表明したり、少なくともその意思を示唆する他の選手からの言葉はありました。深刻なケガでシーズンを棒に振ったトマ・レマルや、契約が切れるものの、もう1シーズン延長する意思を明らかにしたアクセル・ヴィツェルがその例です。

ロドリゴ・デ・パウルもまた、MD紙のインタビューで、アトレティコ・マドリーのユニフォームを着続けることしか考えていないと明言しました。

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