テベネット監督、シメオネ率いるトップチームへ昇格、フェルナンド・トーレスはBチームの監督就任

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次のシーズンに向けたアトレティコの大幅なリフォームは、トップチームとリザーブチームのベンチにも影響を与える見込みです。テベネット監督は、過去2シーズンでテルセーラからプリメーラRFEFへの昇格という成績を収め、今シーズンは残留を果たしました。そして、彼のターゲットは3つめの昇格、シメオネ監督率いるトップチームのスタッフへの昇格かもしれません。これは、クラブが数ヶ月前から考えていたアイデア、つまりフベニールチームのフェルナンド・トーレス監督をリザーブチームに昇格させるという計画を考慮すると、セビーリャ出身のテベネット監督にとって最良の展開です。

エル・ニーニョは、先週の日曜日にフベニールでの3シーズン目をチャンピオンズカップを掲げて締めくくりました(このダブルは昨シーズンの無冠と、2年前にバリオスを率いてユースリーグのファイナルフォーに進出した際に獲得したリーグ優勝に続くものです)。ベンチでのキャリアを積むという彼の目的を後押しする中で、アトレティコがリザーブチームの鍵を彼に託し、将来的にシメオネの後継者を育成するという決定は、慎重な判断を伴うものでした。というのも、テベネットの仕事はこれ以上ないほど優れていたからです。

エル・ニーニョは過去3シーズン、フベニールチームを率いてきました。昨シーズンはタイトルを獲得できず、一昨年はリーグ優勝のみに留まりましたが、今年は見事な「ドブレーテ」(カップとリーグの2冠)を達成し、さらに2年前にはバリオスを率いてユースリーグの準決勝にも進出しています。この活躍が、指導者としてのキャリアを歩む後押しとなり、アトレティコは将来のシメオネの継承者候補として彼を育成することにしました。そのため、トーレスをBチームの監督に昇格させるという決断が下されました。しかし、この人事には微妙な側面もあります。というのも、テベネットの仕事はこれ以上ないほど優れていたからです。

そのため、ロヒブランコのクラブもセビージャ出身の監督への褒賞のあり方を考えてきました。彼はここ3シーズンで、リザーブチームを低迷から救い出し、プロサッカーの扉口にまで導く (この間199ゴールを記録) だけではなく、ここ最近のトップチームデビューを果たした選手たちの育成にも貢献してきたのです。バリオス、ジュリアーノ、、コスティス、ゴミス、サリムなどです。

ですから、アトレティコはシメオネのスタッフに加えることを考えています。メトロポリターノのオフィスでは、クラブをあらゆるレベルで強化するという確信に到達しており、その観点から、彼の監督としての実績が認められた今、常に改善に意欲的なチョロにとって、彼の加入は知識とリソースの注入になるだろうと考えています。

実際、強化はトップチームのスタッフだけでなく、セカンドチームにも及びます。フェルナンド・トーレスは、テベネットが残した高いハードルを超えるべく、新しいシーズンに向けてアシスタントスタッフの新戦力を加える予定です。アトレティコはリザーブチームでも野心的なプロジェクトを計画しており、具体的には、ニーニョは新しい冒険として、かつてアトレティコで選手として共にプレーしたレオ・フランコ (シメオネともチームメイトだった) を迎え入れたいと考えています。 レオ・フランコは短期間でしたが、ウエスカで8試合の指揮を執った経験を持つため、プリメーラ・ディビシオンでの経験も備えています。

ルイス・ピニェドがプロフェの後任に
テベネットに加えて、ルイス・ピニェドもリザーブチームからトップチームに昇格し、プロフェ・オルテガの退任による空席を埋めます。クラブで10年以上働き、アカデミーの全てのカテゴリーを昇格してきた彼は、アトレティコのフィジカル準備の最高責任者となります。そのため、クラブが考えているのは、彼がエリートチームに加わる際に、信頼できる2人の人物を同行させることです。1人は既にリザーブチームで彼のグループの一員であったロベルト・アビレス、もう1人は他のクラブでの経験を持つアシスタントです。

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