レアル・アレーナでの「グリーズマン死ね」のチャント

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アントワーヌ・グリーズマンは、アトレティコ・マドリーとレアル・ソシエダがシーズンを締めくくるために戦った際、レアル・アレーナで歓迎されませんでした。両チームは来シーズン、ヨーロッパでプレーすることになります。

サンセバスティアンのクラブはグリーズマンを公式SNSで歓迎しましたが、多くのサポーターからは反発の声が上がっていました。そして、試合会場ではさらに露骨な敵意が示されました。試合開始直後から、グリーズマンがボールに触れるたびにブーイングが飛び交いました。

そこまでは、全て通常通りでした。しかし、最悪だったのは後半のことです。久保建英との接触プレーで、グリーズマンが倒れた時でした。彼は痛みを抱えてピッチに倒れ込んでしまいました。起き上がった際、スタンドの一角から「グリーズマン、死ね」というチャントが聞こえました。このチャントは、他のレアル・ソシエダのサポーターによってブーイングで止められました。

フランス人選手は常に、自身が育ったクラブに対する愛情と感謝の言葉を述べてきましたが、一部のサポーターは彼がアトレティコ・マドリーに移籍したことを受け入れられませんでした。前半戦の対戦では、彼がレアル・ソシエダに対して得点を挙げた際、彼がいつもしてきたことである得点の祝福を行わなかったにも関わらず、アトレティコ・マドリーのエンブレムをキスしました。これには、サン・セバスティアンの一部の人々が不快に感じました。

「グリーズマン、死ね」というチャントは明らかにグリーズマンにとって不快なものだったでしょう。加えて、この日はレアル・ソシエダのホームスタジアムであるレアル・アレーナに妻のエリカ・チョペレナと子供たちも同行していただけに、余計に心を傷める出来事になったと考えられます。

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