シメオネ:私たちの目標は全ての試合に出場することです。

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ディエゴ・パブロ・シメオネ監督は、セルタ・ビーゴ戦での1-0の勝利をメディアの前で称賛しました。

勝利の評価
「セルタは監督交代以降、多くの若手選手を起用し、規律正しい戦いを見せています。カウンター戦術も巧妙で、アスパスの個の力も光りました。今日の試合でも、彼らのチームワークの良さが随所に感じられました。前半は徐々にペースを落とし、チャンスを活かせませんでした。リーノ、リケルメ、アルバロのシュートはいずれも惜しかったですね。一方、セルタは決定的なチャンスを作れませんでした。後半は逆に我々が主導権を握り、選手交代が功を奏しました。セサルは右センターバックとして安定したパフォーマンスを披露し、マルコスは右サイドを活性化。バリオスは中盤にパワーをもたらし、ロドリゴは攻撃に深みを加えました。メンフィスとモラタの投入により、エリア内での存在感が増し、ヘイニウドもサイドで貢献しました。アスパスには惜しいシュートがありましたが、我々もバリオス、メンフィスが2度、モラタのヘディングシュートとチャンスを作りました。前半は徐々にペースを落とし、後半は盛り返しましたが、試合全体を通して見れば、我々が優位に立っていたと思います。試合展開を的確に読み解き、自分たちのペースで試合を進められたことが勝利の鍵となりました。」

アトレティコでの400勝
「記録は分析せずに、これまでのように常に前を向いてきました。立ち止まることはありません。自分が何を望み、何を目指すのか、そして進むべき道筋が分かっています。このクラブにいる限り、最後まで努力し続けます。」

チャンピオンズリーグ出場権争いについて
「シーズンの最終的な評価は常に終盤で行います。まだ勝ち点1を獲得する必要があります。我々は今の調子を維持しなければなりません。ビルバオ戦では守備面が改善され、マジョルカ戦でも守備が向上しました。ただ、個々の力よりも、我々が目指すべきなのはより組織的な守備です。これは変えられない部分です。次のヘタフェ戦も難しい戦いになるでしょう。引き続き、一戦一戦を大事に戦っていき、シーズンの終わりに総合的に評価したいと思います。」

3位獲得について
「我々の目標はすべての試合に出場することです。コパ・デル・レイ決勝と、ホームでのチャンピオンズリーグの1試合に出場できませんが、引き続き最後まで全力を尽くして戦っていきます。」

チャンピオンズリーグ出場権獲得に物足りなさを感じるファンへのメッセージ
「いいえ、それはアトレティコ・マドリーのファンとしての気持ちだと思います。我々自身がそのような高い要求水準を作り上げてきたのです。歓迎すべきことです。」

チャンピオンズリーグ出場決定を祝して
「皆さまからの変わらぬ応援が我々の力となっています。今シーズン、ホームでの強さという武器が何度も何度も発揮できています。それは選手たちだけの力ではありません。類いまないほど素晴らしい、不屈のサポーターの皆さまが我々に力を与えてくれています。ホームでの試合ではいつも一味違った力を発揮できるのは、サポーターの存在のおかげです。皆さまの熱意は、はっきりと感じられ、何度も繰り返されます。どうか、これからもずっとこの素晴らしい雰囲気を作り続けていただけたらと思います。」

道のりについて
「もし私がその道のりを説明したら、簡単だと思われてしまうでしょう。実際にやってみることが重要です。」

モラタの終盤の左サイド起用について
「モラタはチームを助けるために左サイドでプレーしました。これは、試合残り約6分に行われたものです。モラタはユベントス時代にヴラホヴィッチと共存した際にも、左サイドでプレーしていました。チャンピオンズリーグのビジャレアル戦でも左サイドで起用しています。彼は左サイドでも良いプレーができます。」

グリーズマンの交代について
「グリーズマンは我々にとって最も重要な選手です。彼が4月までのレベルをシーズンを通して維持するのは難しいでしょう。全ての選手は好不調の波があります。グリーズマンのような素晴らしい選手が不調になると、彼への批判が集中しがちです。しかし、彼は素晴らしい選手であり、我々にとって最も重要な存在であることは変わりありません。」

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