アトレティコは再び「コーナー」を活かす

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ディエゴ・パブロ・シメオネがアトレティコ・マドリーにやって来た当初、チームの大きな武器の一つがセットプレーでした。実際、チョロがスペインで最初に獲得した2つのタイトルは、いずれもコーナーキックからの得点がきっかけとなりました。2013年のコパ・デル・レイは延長戦でのミランダのヘディングシュート、そして2014年のリーグ優勝は、カンプ・ノウでのコーナーキックからゴディンが頭で合わせて決めたゴールが決勝点となっています。

しかしながら、ここ最近のシーズンでは、セットプレーでの得点は減少傾向にあります。コーナーキックからの得点はもはやアトレティコ・マドリーの攻撃パターンにおいて特筆すべき点ではなくなってしまったと言っても過言ではありません。今シーズンこそ、ラージョ戦でのヘイニウドのゴールなど、サイドからのフリーキックからの得点はありましたが、それでもやはりセットプレーでの得点は以前ほど多く見られなくなりました。

ビジャレアル戦で、チョーロのチームは、コーナーキックからリーグ戦2点目のゴールをあげました。リケルメが小さなエリアの中心に蹴り込み、ヴィツェルが頭で折り返し、相手選手のコケランをかいくぐり、ゴールネットへと吸い込まれました。この得点がアトレティコに貴重なリードをもたらしました。スコアは0-1となり、アトレティコがリードを奪ったのです。

今シーズンのラ・リーガにおけるアトレティコ・マドリードの最初のセットプレーからの得点は、数週間前に記録されました。ベティス戦でのコーナーキックをベティスのディフェンスがクリアしたボールがデ・パウルの足元に転がり、彼のシュートはルイ・シルバに弾かれます。しかし、そのこぼれ球をモラタが押し込み、ハーフタイム直前に貴重な2点目を奪いました。

確かに、ラ・リーガ以外では、アトレティコ・マドリーはコーナーキックから得点を挙げています。チャンピオンズリーグでは、フェイエノールト戦で2つのセットプレーからの得点を挙げています。1点目は、メトロポリターノで行われた試合で、グリーズマンが2-2の同点ゴールを決めました。コーナーキックからのクリアボールがリーノに渡り、リーノのシュートのこぼれ球をグリーズマンが押し込みました。2点目は、ロッテルダムで行われた試合で、コーナーキックからのクリアボールをマルコス・ジョレンテがエリア内に折り返し、最後はヘディングシュートでゴールを決めました。

スーパーカップでも、アトレティコ・マドリーはコーナーキックから得点を挙げています。レアル・マドリーとの試合では、開始早々にセットプレーから先制点を奪いました。グリーズマンがコーナーキックを供給し、中央のマリオ・エルモーソが頭で合わせてゴールネットを揺らしました。スコアは0-1となり、アトレティコは幸先の良いスタートを切りましたが、試合は90分で3-3のドロー。延長戦では 5-3 で敗れました。

シメオネ率いるアトレティコ・マドリーは、シーズン終盤に向けてセットプレーでの得点を伸ばし、総得点アップを目指すことができるでしょうか。確かに、アトレティコにはヒメネス、サビッチ、エルモーソ、ヘイニウド、ヴィッツェル、モラタなど、空中戦に強くヘディングシュートで得点を狙える選手が揃っています。さらに、グリーズマン、、リケルメ、リーノ、デ・パウル、モリーナなど、精度の高いキックでチャンスメイクできる選手も豊富です。今後、セットプレーからの得点を向上させることができれば、アトレティコにとって大きな武器となるでしょう。

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