モラタの長すぎる15時間

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アルバロ・モラタは、2月11日に行われたラ・リーガ第24節セビージャ戦で、ハーフタイム前にスマレと接触し、右膝に違和感を覚えました。空中で奇妙な動きをした右膝は激しい痛みを引き起こし、モラタは涙を浮かべながらピッチを後にしました。

モラタは、自身のシーズン終了を覚悟しました。アトレティコ・マドリーでのタイトル獲得(自身最大の目標)と、スペイン代表キャプテンとしてユーロカップに出場するという夢が絶たれたと考えたのです。

チームドクターによる最初の診察では、重傷の可能性は低いと判断されましたが、モラタは不安を拭い去ることができませんでした。モヤモヤした気持ちでマドリードへ戻り、眠れない夜を過ごしました。しかし、月曜日の午前中に受けたMRI検査の結果、右膝の内側側副靭帯のねんざ「だけ」だったことが判明し、ようやく安堵の表情を浮かべました。

モラタは自身のSNSで、「神様のおかげで大事に至らず、温かいメッセージに感謝しています。憎悪をぶつける人々が、幸せになることや努力することに同じくらい情熱を注いでくれたらいいのに。全力を尽くします。」とコメントしました。

モラタは早期復帰を目指し、リハビリテーションを開始しました。最短でも、アトレティコ・マドリーの次期3試合は欠場する見込みですが、モラタは可能な限り早期復帰を目指して努力を続けています。

モラタは今シーズン、アトレティコ・マドリーで何か大きなことを成し遂げ、その後スペイン代表としてユーロカップに出場することを目標としています。14時間にも及ぶ不安と緊張の時間は、幸いなことにハッピーエンドを迎えることができました。

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