アトレティコ、記録的な大行進

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前回のリーガ中断期間(ワールドカップのため1ヶ月間)と今回の中断期間の間に、アトレティコが、ヨーロッパに別れを告げなければならないような頼りないチームから、まさに蒸し返すようなチームに完全に変化したことは間違いなく、その勢いをタイトル争いに結びつけることができないことだけが、今の心残りである。しかし、トロフィーキャビネットにトロフィーを追加していないにもかかわらず、ロス・ロヒブランコスの進歩は、シメオネが指揮を執ってから11年あまりの成功を考えれば、並大抵のことではない、自分たちの記録を更新する方向にある。

当然ながら、アトレティコのシーズン後半戦のスタートは、彼らの歴史上最高のものになりそうである。実際、国内サッカーが再開された後、メトロポリターノでベティスを倒すことができれば、チャンピオンシップの中間地点から最初の8試合を終えて、前例のない勝ち点を獲得することになる。

セルタ(0-1)、アスレティック(1-0)、セビージャ(6-1)、ジローナ(0-1)、バレンシア(3-0)に5勝、ヘタフェとレアル・マドリーに2引き分け(ともに1-1)、チョロのチームは21ポイント中17ポイントを獲得しており、この数字は17-18シーズン後半開始時の19(6勝1分け)に次ぐものである。不思議なことに、これもチャンピオンズリーグの敗北から始まり、決勝でオリンピック・マルセイユを、途中で残りのライバルたち(アーセナル、スポルティング・ポルトガル、ロコモティフ、コペンハーゲン)を一掃してヨーロッパリーグの制覇で終わっている。しかし、第8節のカンプ・ノウでの敗北により、アトレティコは緑と白のチームに対する連勝を維持し、勝ち点20を獲得すれば、この記録を更新することができるようになった。

しかし、そのシーズンを成功に導いたアトレティコの好反応にもかかわらず、勝ち点44を獲得して人生最高のものとされた15-16シーズンの後半戦は、今日克服すべき課題とは言えない。フアンフランがポストに当たった呪いのPKのせいで、ミラノでのチャンピオンズリーグで終われなかったそのシーズンのこの時点でロヒブランコのチームは20日から26日の間に14ポイントを獲得し、今より3ポイント少なかったのです。

同様に、アトレティコが後半戦に43点を獲得して優勝を決めた16-17シーズンも、勝ち点14からのスタートだった。シメオネ監督が勝ち点40を集めてリーグ優勝を果たした13-14シーズンでも、後半のスタートは11点と今回より悪かった。 また、その後のリーグ優勝(20-21)の経過も、勝ち点38で終わったものの14点を超えることができなかったのである。

そのため、他のトロフィー争奪戦はできないものの、エル・チョロとそのチームは、アトレティコの歴史上かつてないレベルでシーズンを終え(この第2ラウンドでは首位チームだけが1ポイント差)、次のチャンピオンズリーグ(少なくとも3位になればスペインスーパーカップも)出場という目標を証明し、あとわずか5ポイントでレアル・マドリーの持つ小さくない第2のポジションを奪おうとしています。

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