ベルナベウで行われたテストでは、素晴らしい個性を発揮したパブロ・バリオス選手

先発として、ダービーでの初めての大きなテストだったが、その出来は全く悪くなかったというのが正直なところだ。アトレティコ・デ・マドリーのディエゴ・パブロ・シメオネ監督は、3人のロヒブランコのユース選手で中盤を構成することを選んだ。その中には、レアル・マドリーとのライバル対決で初めて先発出場したパブロ・バリオスもいた。しかも、すべて若干19歳という若さで。

シメオネ監督は、マドリードの選手をハーフタイムまで温存し、アンヘル・コレアと交代させ、攻撃面でより存在感を示そうとしたが、最後の1メートルが不明瞭だった。

パブロ・バリオスにとって、それは大きなチャンスだった。数週間前、コパ・デル・レイのダービーで、すでに同じ舞台でプレーする機会を得ていたのだ。実際、この選手は、ほとんどの場面で的確な判断を下し、非常に良い印象を残した。

33回ボールに触れ、22本のパスを出し、19本が目的地に到達し、成功率は86%だった。それだけでなく、4回のドリブルを試み、そのうち3回成功し、また、3回試みたタックルのうち2回に勝利している。ユース出身の選手が個性を発揮し、成長を続けていることを示した試合だった。