シメオネ、A・コレア退場に納得いかず「プレーした人は分かる。あのアクションで退場にするならピッチ上から選手が消え失せる」

この記事は約2分で読めます。

アトレティコはスコアレスで迎えた64分、A・コレアがマークにつくDFアントニオ・リュディガーを肘打ちで倒したとして一発レッドで退場に。ヒル・マンサーノ主審による、極めて厳格な判定だった。その後、セットプレーからDFホセ・ヒメネスが先制点を決めたアトレティコだったものの、同じくセットプレーからFWアルバロ・ロドリゲスの同点弾を許して、レアル・マドリーと勝ち点1を分け合っている。

試合後、スペイン『DAZN』とのインタビューに応じたシメオネ監督は、A・コレアのプレーがレッドカードには値しなかったとの見解を示している。

「プレーしたことがある人ならわかるが、接触は打撃ではない。194センチのリュディガーは、凄まじい打撃に倒れたと思ったら、すぐに立ち上がった。イエローカードではあったかもしれない。そうなる可能性はあっただろう。しかし、あのアクションで選手を退場にするならば……ピッチ上から選手が消え失せてしまうよ」

「私たちはヘイニウドの深刻な、痛ましい負傷を乗り越えて戦っていた。しかし、ああした退場が起こってしまう。コレアの近くにいた審判はそうした解釈もできるということだが、しかし同様にVARだってあるんだ。あれが打撃か接触か、選手を退場させるための暴力があったのかを確認する手段があるんだよ。VARが審判を呼んだかは知らない。いずれにしてもリュディガーは大きく、コレアは小さい選手なんだ……」

「あれはPKと同じで、どこまでの接触がペナルティーを科すだけアグレッシブなものかということなんだ。そうしたプレーで、私たちは再び恩恵を得ることができなかった。全員が同じ形で戦えるような助けが必要だ。VARはああしたプレーを確認することが可能なんだよ」

試合自体については、次のように振り返っている。

「試合に勝ちたかった。その感覚が残っている。足りなかったのは少しだけだ。勝利に近づいていたものの、マドリーは試合終盤に強い。自分たちのすることに自信を持っている」

「アトレティコのサポーターが誇らしさを感じられたと確信している。私たちはW杯後に見つけた素晴らしい道を進んでいくだけだ」

コメント