アトレティコの「静かなエンジン」、デ・パウル

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アトレティコ・デ・マドリーのディエゴ・パブロ・シメオネ監督は、現在、最も重要な選手の一人のコンディションを注視している。ロドリゴ・デ・パウルのことである。

デ・パウルはアスレティック戦を違和感を抱えたまま終え、レアル・マドリー戦を欠場する可能性が出てきた。単なる過負荷であり、数日後にはチョロが使えるようになると断定はできないが、アトレティコはこの点に関してあまり楽観視していないというのが実情だ。我々は、彼がどのように進化し、次の数日間で利用可能であるかどうかを確認する必要があります。

それゆえ、アスレティック戦での交代はかなり早かったし、ましてや良い試合をしているときだったという説明が、後にディエゴ・シメオネ自身が記者会見で告白している通りだ。

もし、それが確認されれば、チームにとって本当に重要な試合での重要な損失となる、というのが真相である。アトレティコのここ2試合、アルゼンチン人の働きは、印象的だったこれまでの試合のレベルに達していなかったように見える人もいるかもしれない。特に、オサスナとの対戦では、サウール・ニゲスのゴールをアシストし、アトレティコに勝ち点3をもたらしたことで、この試合のMVPに輝いた。

サイレント・エンジン
しかし、冷静に数字を見てみると、このアルゼンチン人選手はここ2試合、アトレティコにとって「サイレント・エンジン」のような存在であったことがわかる。『Opta』によると、セルタ・デ・ビーゴ戦では、102タッチ、パス精度79%、15回中11回勝利、6回ボールを奪い、2本のキーパス、2回の絶好のチャンスを作り出した。また、ファウル数(3)、ターンオーバー数(11)、ビッグチャンス数(2)、勝利数、敵陣でのパス数(36)、タックル数(6回中5回)でも1位を獲得した。

そしてアスレティック・ビルバオ戦では、早々に退場したにもかかわらず、作ったチャンス数で1位(3)、ストボールの少なさで1位(3)、ショートパスの有効率は98%、ロングパスは100%(7本中7本)であった。しかし、相手陣内でのパス本数も2位だった(36本)。しかも、これだけのことをわずか55分のプレーでやってのけたのだ。信じられないような事実として、彼はピッチにいる間、たった1回しかパスをミスしていないのだ。

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