チェルシーへのレンタル移籍から影薄く…… アトレティコでも出番増えぬ悩めるサウール

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2021年夏の移籍で歯車が狂ってしまったか。2021年の夏にアトレティコ・マドリーからチェルシーへのレンタル移籍を決断したのは、スペイン代表MFサウール・ニゲス(28)だ。

サウールはアトレティコで300試合以上こなしてきた実力者で、若い頃より指揮官ディエゴ・シメオネの信頼を掴んできた。

しかし、チェルシーへのレンタル移籍は上手くいかなかった。中盤のポジション争いは激しく、プレミアリーグでは10試合465分間しかプレイできなかった。スペイン代表からも漏れるようになり、チェルシー行きは明らかな失敗だったと言える。
現在はアトレティコに戻っているが、ここでも出番が限られている。ここまでリーグ戦では13試合、全コンペティション合わせると18試合に出場しているが、得点はゼロだ。757分間のプレイに留まっており、チェルシーへのレンタル移籍からかなり影の薄い状態が続いている。

2015-16シーズンから2020-21シーズンまでは40試合以上出場を継続していたのだが、それが崩れてしまったサウール。スペイン『Estadio Deportivo』は同じスペインのラージョ・バジェカーノが関心を示していると伝えているが、ラージョは2013-14シーズンにレンタル移籍していたクラブでもある。

28歳とキャリアのピークにある年齢ではあるが、もう一度才能を証明できるか。

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