J・フェリックスのチェルシー行きが迫るアトレティコ、今夏にオーバメヤン獲得を検討か

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アトレティコ・マドリーが、チェルシーのガボン代表FWピエール=エメリク・オーバメヤン(33)の獲得に関心を抱いているようだ。

FWジョアン・フェリックスの今冬のチェルシー行きが目前となっているアトレティコ。買い取りオプションの付随しない半年間の期限付き移籍ではあるが、ディエゴ・シメオネ監督との不仲も囁かれる同選手は、たとえ夏に復帰したとしてもその後の去就は不透明となっている。

イギリス『デイリー・メイル』によると、アトレティコはフェリックスが今夏に退団となった場合に備えて前線の補強を模索しており、その有力ターゲットとしてオーバメヤンの名前が浮上しているとのことだ。

オーバメヤンは2022年1月に、アーセナルからバルセロナへ加入。すぐさまチームにフィットすると、ラ・リーガ17試合で11ゴール1アシストを記録した。一方で、財政難に苦しむバルセロナは負担軽減のため、わずか半年でオーバメヤンを放出。昨年9月にドルトムント時代の恩師であるトーマス・トゥヘル監督率いるチェルシーへの移籍が発表された。

しかし、チェルシーはオーバメヤン獲得直後に、成績不振を理由としてトゥヘル監督を解任。思わぬ形で恩師と別れることになったオーバメヤンは、新たに就任したグレアム・ポッター監督の下で十分な出場機会を得られず、プレミアリーグでの先発はわずか4試合にとどまっている。

リーガでも活躍出来ると証明したオーバメヤンはアトレティコにとって格好のターゲットとなるが、チェルシーはFWアルマンド・ブロヤの長期離脱もあり、現時点では放出に消極的とのこと。ただし、今冬や今夏の移籍市場で新たなストライカーを獲得した場合、オーバメヤン売却に応じる可能性があると見られている。

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