J・フェリックスはチェルシーに合うのか? レンタル移籍案にファンからは「また才能を無駄にする」

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ジョアン・フェリックスがチェルシーへのレンタル移籍に近づいている。

ポルトガル期待の若手アタッカーとして昨年のFIFAワールドカップ・カタール大会にも出場したフェリックスのテクニックに疑問はない。足下の技術は確かなものがあり、ファウルをもらうのも上手い。

ただ、問題は移籍先だ。アトレティコでも何度か指摘されてきたが、噂に挙がるチェルシーもフェリックスに合っているチームなのだろうか。
フェリックスは2019年にベンフィカからアトレティコに1億2600万ユーロもの移籍金で移籍することになり、その金額の影響もあって一躍世界的に有名な存在となった。

ところが、ディエゴ・シメオネ率いるアトレティコのスタイルに合っているかは微妙なところだ。守備的な戦いを選択することも多いシメオネのスタイルではフェリックスの個性が発揮されないとの意見も多く、実際アトレティコで大活躍とはなっていない。ここまでの3年半で1億2600万ユーロに見合う働きが出来たとは言えないだろう。

そのため以前より移籍の噂が出ていたが、果たしてレンタル移籍が近づいているとされるチェルシーはフェリックスに合うのか。

米『ESPN』がこの移籍案に反応しているが、SNSではネガティヴな意見が目立つ。

「また才能を無駄にする」

「アトレティコと同じ状況に陥るだろう。彼はアーセナルのようにスタイルが合うチームへ行くべきだ」

「10位のチームへ加入するのは悪い判断だ」

「チェルシー行きは彼にとってダウングレードだ」

何よりグレアム・ポッター率いるチェルシーはリーグ戦で10位と苦戦を強いられており、チームとしてどう得点を奪っていくのかスタイルが見えてこない。フェリックスもスピードやパワーで局面を打開するタイプではないため、今の混乱気味のチェルシーに合うかは分からない。

以前よりフェリックスはスタイルの合うチームへ行けば活躍できると言われてきたが、チェルシーはその答えなのか。アトレティコから環境を変えてみるのは一つの手段ではあるが、サッカーファンの中にはチェルシー行きに納得しない人も多そうだ。

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