フェリックス、15億円でチェルシーにローン移籍か アトレティコと2027年まで契約延長が条件?

この記事は約2分で読めます。

チェルシーへのレンタル移籍が間近に迫っている様子のFWジョアン・フェリックスだが、アトレティコ・マドリーは放出にある条件を課したいようだ。スペイン『マルカ』が報じている。

当初はマンチェスター・ユナイテッドかアーセナルへの移籍が噂されていたJ・フェリックスだが、ここにきてチェルシー加入に近づいている様子。チェルシーは買い取りオプションなしの今季限りのレンタル移籍によって、ポルトガル代表FWを獲得とするとみられている。

レンタル移籍の成立まで、あとは細部を詰めるのみとなっているようだが、『マルカ』曰くアトレティコは一つの条件を課す模様。それは、2026年まで結ぶ契約を1年間延長することという。

アトレティコは2019年に移籍金1億2700万ユーロをベンフィカに支払いJ・フェリックスを獲得。移籍金は契約年数で減価償却されるが、アトレティコは今回契約を延長することによって、ラ・リーガのサラリーキャップにも影響する財政的負担を減らしたいようだ。

アトレティコは今であれば、J・フェリックスの減価償却費として1年で約1800万ユーロを計上しているが、これも人件費に含めなければならない。同クラブは過去、MFビトロをレンタル移籍(ヘタフェ、ラス・パルマス)させた際にも契約を延長し、ここ最近にも同じ目的でMFトマ・レマルと2027年、GKヤン・オブラクと2028年までの新契約にサインを交わした。J・フェリックスの移籍金の減価償却費を減らすことができれば、彼の後釜獲得などで、人件費をより割けるようになるというわけだ。

J・フェリックスがアトレティコとの契約延長にサインをすることを承諾すれば、チェルシーへの今季限りのレンタル移籍は正式に発表されるようだ。

コメント