カタール・ワールドカップでアルゼンチン代表のダイナモとして優勝に貢献したMFロドリゴ・デ・パウルが、イタリアへと戻る可能性が浮上しているという。スペイン紙「ムンド・デポルティーボ」が報じた。
デ・パウルはアルゼンチンの中盤を支える武闘派の1人としてプレーし、決勝戦のフランス代表戦ではFWリオネル・メッシの背後でカバーに奔走する姿もピックアップされた。そのデ・パウルは欧州でのキャリアをイタリア1部ウディネーゼで形成し、セリエAで177試合出場33ゴール、33アシストの実績を持つ。
2021年夏にスペイン1部アトレティコ・マドリーへ移籍したデ・パウルだが、イタリアで「北の3強」と呼ばれる強豪ユベントス、ACミラン、インテルの3クラブが獲得を狙っているという。アトレティコもまた、移籍金として3800万ユーロ(約53億円)を設定し、交渉のテーブルに着く用意がある姿勢を見せているという。
デ・パウル獲得にアトレティコは3500万ユーロ(約49億円)ほどを支払ったとされるだけに、1年半プレーしたうえにわずかでも上乗せした移籍金で妥結すれば悪い取引にはならないが、アルゼンチンの優勝を支えたデ・パウルは実績のあるイタリアへと戻ることになるのだろうか。
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