低調な前半戦の責任負うシメオネ、「やるべきことをしていないのは監督」

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ディエゴ・シメオネ監督は、低調な今シーズンの前半戦を自身の責任と捉えている。

覇権奪還を期して今季に臨んだアトレティコだが、ここまで首位バルセロナと13ポイント差の5位に低迷。さらに、チャンピオンズリーグ(CL)では屈辱の最下位でのグループステージ敗退となった。

その一方で、今回のカタール・ワールドカップではFWアントワーヌ・グリーズマン、MFロドリゴ・デ・パウル、DFナウエル・モリーナなど4人が決勝を戦い、その他の出場選手も印象的な活躍を披露した。
29日にラ・リーガ再開初戦のエルチェ戦を控える中、公式会見に出席したシメオネ監督は、その点について質問を受けると、「やるべきことをしていないのは監督」と自身の責任を認めている。スペイン『ESPN』が会見コメントを伝えている。

「ワールドカップの決勝戦には4人のプレーヤーが参加し、そのうちの3人が多くプレーした」

「我々は良いチームを持っている。おそらく、やるべきことをしていないのは監督だ」

「ここには良いプレーヤーがいる。ジョアン(・フェリックス)はワールドカップでセンセーションを巻き起こした。(ヤニック・)カラスコとアクセル(・ヴィッツェル)はベルギーで先発した」

「我々には重要なプレーヤーがいる。彼らがリーガでレベルを上げることができるように私は改善しなければならない。我々は平均的に悪いシーズンを過ごしているが、それはプレーヤーたちの問題ではない」

「彼らは昨シーズンと同じで、リーグ優勝したときのプレーヤーたちと似ている。問題は何よりも監督だ」

また、自身との確執によって今冬のプレミアリーグ行きも噂されるFWジョアン・フェリックス、その後釜として獲得候補に挙がるベティスFWボルハ・イグレシアスに関する質問については以下のように語っている。

「(フェリックスとは)良好な仕事上の関係を持っている。人々の間には常にいくつかの問題が生じる可能性があり、すべてに同意することはできないが、私は常にクラブにとって最善のものを探してきた」

「私が気にかけているのはチームだ。彼は重要なプレーヤーだ。ワールドカップの最初の試合で見たものを手に入れることができれば、彼は本当にチームにとって重要な存在になるだろう。彼には才能があり、チームは彼のクオリティを必要としている」

「クラブにいないプレーヤー(イグレシアス)については話さない」

「私はここにあるものを最大限に活用することに集中している」

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