アトレティコ、カラスコがこの冬に退団へ…移籍金4000万ユーロで放出

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ヤニック・カラスコが、この冬にも同クラブを退団する可能性が高まっている。スペイン『マルカ』が報じた。

カラスコは2024年まで契約を結んでいるアトレティコから、チーム2番目の序列となる年俸改善を約束されながらも、約束が果たされておらず「だまされた」と感じており、この冬にも退団することを望んでいる様子。

対してアトレティコは、退団を容認する構えという。カラスコは今夏の移籍市場でも移籍を希望し、その際にアトレティコは「もし退団を望むのならば(契約解除金の)6000万ユーロを持ってこい」と伝えていたとされる。しかしながら今回は、4000万ユーロの移籍金のオファーが届けば、「迷うことなく」放出する考えとのことだ。

『マルカ』曰く、アトレティコがカラスコの移籍を容認する背景には、その激しい性格が挙げられるようだ。カラスコはアトレティコ加入当初から、暴力的なエピソードを含めてローカールームで問題を起こしていたという。中国に移籍した後にはある程度の成熟を果たしたとのことだが、しかしここ最近になって再びクラブにとって好ましくない振る舞いを繰り返しており、またいくつかの試合で怠惰なプレーを見せていることも今回の退団容認に影響を及ぼしたとみられる。

なおアトレティコは今夏の市場でDFレナン・ロディ(ノッティンガム・フォレスト)、この冬の市場でFWマテウス・クーニャ(ウルヴス)を放出し、さらにFWジョアン・フェリックス、DFフェリペ・アウグストも退団間近となっている。カラスコは以上のブラジル/ポルトガルの“一派”と関係が近かったとのことだ。

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