移籍決定的のクーニャが別れ 「僕の心はずっとアトレティと一緒」

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ブラジル代表FWマテウス・クーニャ(23)がアトレティコ・マドリーに別れを告げた。

ドイツで株を上げ、2021年夏にアトレティコ・マドリー入りしたクーニャ。東京オリンピックの金メダリストだが、アトレティコでは輝き切れておらず、今季のここまで公式戦でわずか2回の先発機会に0ゴールと苦戦が続く。

その現状から、2026年夏まで契約を残すアトレティコも売却に前向きとされ始め、今冬の移籍が濃厚視。そして、クーニャはウォルバーハンプトン行きが決定的と目されるなか、自身のインスタグラムにメッセージを発信した。
「愛し、愛されるのは大事。それは決して変わらないが、何かに共感したり、重要性や愛情、家族の一員であるのを感じたりするのはこれまでと違うものだった」

「アトレティのみんなに心からありがとう。いちアスリートとしても、いち人間としても素晴らしい選手たちが揃っている。地球の裏側からでも、自分の家にいるような気分にさせてくれるファンもいる」

「フットボールでは他の仕事と同じように、重要な役割を担う人がいて、階層があって、決断する人がいて、そして自分も意思決定をしないといけない」

「僕の心はずっとアトレティと一緒さ! 常に僕のすべてがあった。すべてを与えてくれたと感じたから。本当にありがとう。クーニャ」

なお、移籍市場に精通するイタリア人ジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏によると、まずはローン移籍になる見通しで、5000万ユーロ(約70億1000万円)の買取義務条項が付帯しているという。

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