ポルトガル代表FWジョアン・フェリックスは、パリ・サンジェルマン(PSG)でのプレーを希望しているようだ。
カタール・ワールドカップでもポルトガル代表の主力として活躍したフェリックス。しかし、所属クラブであるアトレティコ・マドリーでは出場機会が限られており、ディエゴ・シメオネ監督との関係も悪化していると伝えられている。そして同クラブのミゲル・アンヘル・ヒル・マリンCEOは、適切なオファーであれば1月の退団を認めることを示唆していた。
そんなフェリックスには多数のクラブが関心を寄せており、これまでアーセナルやマンチェスター・ユナイテッド、さらにチェルシーやアストン・ヴィラと、プレミアリーグ勢が獲得を狙っていると報じられている。一方でフランス『Le Parisien』は、さらに1人アタッカーの補強を狙うPSGも興味を持っていると伝えていた。
注目の集まるフェリックスについて、移籍市場のスペシャリストであるジャンルカ・ディ・マルツィオ記者は『soccernews.nl』のインタビューにおいて、以下のように分析している。
「フェリックスがアーセナルに行くことはないだろう。彼はPSGでプレーすることを望んでいる。アトレティコは手放すことに前向きではなく、1億3000万~1億4000万ユーロ(約190億円~205億円)を要求しているようだ。もしアトレティコを去ることになれば、PSGは当然の選択肢となる」
「結局のところ彼を買えるクラブはそれほど多くないし、PSGは将来有望な若い選手に関心を持っている。仮に(キリアン)エンバペやネイマールが退団した場合や(リオネル)メッシとの契約が切れた時、彼らの後継者を確保する資金は十分にある」
コメント