モロッコ代表で躍動のアムラバト、ビッグクラブ関心の噂に「本当に光栄なこと」

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フィオレンティーナのモロッコ代表MFソフィアン・アムラバト(26)が自らの移籍に関する噂についてコメントした。

今大会で史上初のベスト4入りを決めたモロッコ代表において、アムラバトは一際目を引く存在だ。ここまでラウンド8まで全試合にフル出場しており、大金星を挙げたスペインやポルトガル代表戦ではボランチの位置で相手の猛攻を跳ね返し続けた。

今回のW杯で一気に知名度を上げた同選手には、リバプールやアーセナル、バルセロナ、アトレティコ・マドリーといったビッグクラブが関心を示しているとされ、今後の動向に注目が集まっている。

今冬の注目銘柄に躍り出たアムラバトは、スペイン『マルカ』のインタビューで自らに寄せられているとされるビッグクラブからの関心について「本当に光栄」とコメントした。

「僕にとって、多くのビッグクラブと関わりを持てることは本当に光栄なことだ。しかし、僕はいまフィオレンティーナでプレーしている。ここは監督もチームも素晴らしいし、オーナーのロッコ・コミッソやディレクターのジョー・バローネ、ダニエレ・プラデとの関係もとても良い。そしてクラブのみんなを尊敬しているんだ」

また、マルカのインタビューということで、アトレティコのディエゴ・シメオネ監督と一緒に働くのはどうかと問われると、「僕にはフィオレンティーナでヴィンチェンツォ・イタリアーノという偉大な監督がいるから、他の人のことを話すのは好きじゃない。だけど、もちろんシメオネが何を成し遂げたかは誰もが知っているし、彼のサッカーのスタイルも好きだ」

「彼のチームの選手たちは身体能力が高く、アグレッシブだ。僕もそのようなプレーができるようになりたい。モロッコがアトレティコ・マドリードと比較されている記事を読んだが、似たようなところがあると思っているよ」とコメントしている。

2020年夏に加入したアムラバトと、フィオレンティーナの契約は2024年まで残っており、クラブは初年度から主力に君臨している同選手の移籍金を3000万ユーロ(約43億1500万円)に設定しているようだ。

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