元アトレティコFWのゲルハルト・ロダックス氏、57歳で逝去

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17日、元オーストリア代表FWで、アトレティコ・マドリーなどでもプレーしたゲルハルト・ロダックス氏が57歳で逝去した。各国のメディアが伝えている。

ロダックス氏は現役時代、アドミラ・ヴァッカーやラピド・ウィーンなど、キャリアのほとんどを母国で過ごし、オーストリア1部通算246試合97得点を記録。アドミラ・ヴァッカー在籍時の1989-90シーズンには得点王となり、翌季から1シーズン半のみだがアトレティコでもプレーした。

オーストリア代表としては1990年のイタリアW杯に出場するなど、通算20試合3得点という経歴を持ち、母国では“金髪のロケット”という異名でよく知られた選手だった。
1996年の引退後はアドミラ・ヴァッカーのセカンドチームで2度にわたってコーチを務めるも、近年は重い病気と闘っていたとされ、17日、オーストリアの首都ウィーンから20kmほどの場所で電車にはねられて亡くなったという。

訃報を受け、現役時代の所属クラブなどが相次いで追悼コメントを発表。ロダックス氏のプロデビューと引退を見守ったアドミラ・ヴァッカーは「ロダックスのご家族の皆様に心よりお悔やみとお見舞いを申しあげます。私たちの思いは、あなたとともにあります」と声明を出している。

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