アトレティコ、元主将のガビがクラブ復帰へ!西紙「彼の人生のクラブからの連絡にノーとは言えなかった」

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アトレティコ・マドリーの元主将ガビが、どうやらクラブに復帰を果たすようだ。スペイン『マルカ』が報じている。

ガビはアトレティコの下部組織出身で、ここまで11年にわたって続いているディエゴ・シメオネ監督政権下において最も活躍を見せた選手の一人。クラブ史上最高の黄金期で主将を務め、ボランチとして同指揮官の考えをピッチで体現した人物だ。

『マルカ』曰く、ガビはアトレティコのミゲル・アンヘル・ヒル・マリンCEOとクラブ復帰について話し合っている模様。カタール・ワールドカップ終了後にも、復帰が正式にアナウンスされる見込みとのことだ。

ガビが新たに務める役割については現在詳細を詰めている段階のようだが、アンドレア・ベルタSD(スポーツダイレクター)が率いる技術部門に加わることや、シメオネ監督及びクラブ内部を知り尽くしているために「あらゆる場所の橋渡し役」になることが検討されているという。

その一方で、過去にアトレティコの下部組織で助監督など務めてきたガビだが、今回の復帰では指導者の道を歩むことはないようだ。ガビは昨夏、ヘタフェのBチームを率いる寸前だったが、必要な資格が不足していたために白紙に戻っていた。

『マルカ』はガビのアトレティコ復帰の記事を、次のような文章で締めている。

「ガビにとってフットボールは彼の命そのものだ。ボールに集中していなかった時間、彼は子供たちと家族で経営するピスタチオの会社に時間を割いてきた。しかし、彼の人生のクラブから連絡があったとき、ノーと言うことはできなかった。彼の帰還はまもなく現実のものとなる」

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