スペイン代表としてカタール・ワールドカップ(W杯)での戦いも刻々と迫るなか、アトレティコ・マドリーのFWアルバロ・モラタが気がかりな状況に追いやれている。29日に敵地で行われたラ・リーガ第12節のカディス戦で開始数十秒の失点も痛打となり、2-3で競り負けたアトレティコ。厳しい結果を突きつけられたわけだが、先発したモラタも負傷のアクシデントに見舞われてしまった。
6分頃に敵陣のボックス内でゴールを背にしてボールを受けようとしたモラタだが、右足を相手DFに踏まれて倒れ込み、苦悶の表情。交代で退くまで4分間ほどのラグがあり、ピッチ上で治療が続いたが、プレーに戻れなかった。
クラブからは足の直接的外傷としか明らかにされていないが、スペイン代表のW杯メンバー発表日が12日後に迫るなかの負傷交代に現地メディア『マルカ』も「モラタがアトレティコとスペイン代表に警鐘鳴らす」とした。
現在のスペイン代表でも、数少ない9番タイプの中心格であるモラタ。アトレティコにとっても主力であり、離脱となれば痛手となるが、果たして。
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