ジョアン・フェリックス(22)が、クラブからの退団を希望しているようだ。スペイン『アス』が伝えた。
若くして引くて数多だったフェリックスは、2019年7月にベンフィカからアトレティコへと完全移籍。1億2700万ユーロ(約183億7000万円)という破格の移籍金で、アトレティコは獲得した。
大きな期待がかけられていたフェリックスだったが、これまで公式戦122試合で29ゴール18アシストと、期待値ほどの結果は残せていない。
さらに、今シーズンはここまで公式戦11試合に出場も、このところは出番が現象。12日に行われたチャンピオンズリーグ(CL)第4節のクラブ・ブルージュ戦では、0-0の状況でありながら、起用されないという事態も起きていた。
勝利のためにゴールが欲しい状況でも起用されず、ディエゴ・シメオネ監督との関係があまり良くないとされるフェリックス。これまでも3度移籍を考えたが、全てはクラブに説得され、プロジェクトの中心になるということを保証されていたようだ。
ただ、蓋を開けてみればそんなことはなく、騙されたという感情もあるとされている。
これまでも様々なオファーを受けながらアトレティコに残り続けていたフェリックスだったが、その我慢も限界とのこと。今冬の移籍か、来夏の移籍は濃厚とされ、シメオネ監督も認めるのではないかという見方が強まっている。
アトレティコ加入後は、ケガもあった中、手術を受けずにチームに捧げ、見事にラ・リーガを制覇。しかし、シメオネ監督の評価は特に上がらず、今の状態となっている。
これで4度目の移籍希望。重要な戦力とシメオネ監督がみなしていない以上、アトレティコを出た方が、キャリアにとっても良さそうだ。
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