シメオネ、ドローを“今季最高”の試合と評価も「言葉だと美しい。だが大事なのは現実」

この記事は約2分で読めます。

ディエゴ・シメオネ監督は、0-0に終わったクラブ・ブルッヘ戦を終えて心境を語った。12日、スペイン紙『アス』が伝えている。

 今シーズンのチャンピオンズリーグ(CL)では、第1節に勝利した後、レヴァークーゼンとクラブ・ブルッヘに連敗を喫しているアトレティコ。グループ最下位に沈んでいるなか、第4節ではホームにクラブ・ブルッヘを迎えての再戦となった。しかし試合は、アトレティコがシュート20本の猛攻を仕掛けるも、GKシモン・ミニョレの活躍もあって得点はならず。スコアレスのまま終了し、その後には他会場の結果により、クラブ・ブルッヘの決勝トーナメント進出が決まった。

 ここまで1勝1分2敗で勝ち点「4」と、CLでは苦しい戦いとなっているアトレティコのシメオネ監督。クラブ・ブルッヘ戦を“今シーズン最高の試合のひとつ”とした上で、連勝が求められる残りのレヴァークーゼン戦、ポルト戦に目を向けた。

「我々には重要なチャンスがあった。よくチャンスを生み出せていたし、今シーズン最高の試合のひとつになったと思う。リズム、インテンシティ、相手、気を乱さない落ち着き…良いポイントはたくさんあったが、ゴールが奪うことはできなかった。モラタの決定機は全員の心に残っていると思うが、GKはそれを止めるためにいるし、フィールドの選手はそこで力強さがあるかどうかが試されるんだ」

「今回の再戦はうまく物事を運ぶことができたと思う。彼らとの第1戦よりもはるかに良かった。本当に、多くの良かったポイントが心に残っているよ」

「私は楽観主義者だ。常に、チームを率いるために重要な部分を見ようとしている。クーニャはとても良かったし、モラタは貪欲にゴールを狙っていた。デ・パウルは中心でチームを繋げようとしていたし、アクセル(・ヴィツェル)は素晴らしい姿勢で試合に入り、カラスコは右サイドに展開するとより刺激的な動きを始めた。先発メンバーも全員、私が見たかった、プレッシャーをかけ、インテンシティを持ち、ボールを失わない姿を生み出してくれた。言葉だと美しいね。だが、大事なのは現実なんだ」

「グループステージ突破は難しいことだが、ただひとつだけ我々にとって良いことは、残りの2試合に勝てばいいということだ」

コメント