エンリケ・セレソ会長が18日のラ・リーガ第6節、本拠地シビタス・メトロポリターノでのレアル・マドリー戦を前にスペインメディアのインタビューに応じた。
ダービー当日に各メディアに向けて話すことを常としているセレソ会長。今回の話題の中心は、やはりヴィニシウスのゴールパフォーマンスについてだった。挑発的行為かどうかの議論から、人種差別問題にまで発展した彼のダンスについて、セレソ会長は次のような見解を述べている。
「私たちがすべきは、ヴィニシウスのゴールを許さないことだ。彼がもしゴールを決めてそれを祝いたいとしたら、正しい形で、目の前の観客に敬意を払ってそうしてほしいね」
「ダンスは敬意を欠く行為か? 私はヴィニシウスにサンバを教えてもらいたいね。今度リオデジャネイロのカーニバルに行かないといけないんだ。サンバの踊り方を学びたいし、彼に教えてもらえないかね」
アトレティコ主将MFコケは、ヴィニシウスがメトロポリターノでダンスした場合には「絶対イザコザが起きるよね。それが普通だろう」と語っていた。
「なぜイザコザが起きるんだ? 選手たちは好きなように表現したらいい。しかし、その表現は人々に敬意をもって行われる必要がある。自分のスタジアムではない場合にはね」
アトレティコはスーパーリーグから手を引いたり花道をつくらなかったりしたことで、レアル・マドリーとの関係が悪化していると言われる。
「私たちの関係性はいつだってファンタスティックだ。スポーツ面について言えば、私たちはプレーして、勝たなければならない」
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