グリーズマンはパートタイマーから脱却か? アトレティコがバルサと買取交渉をスタート

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アトレティコ・マドリーでプレーするフランス代表FWアントワーヌ・グリーズマン(31)だが、パートタイムでの仕事に終止符が打たれるかもしれない。2021年夏にバルセロナからのレンタル移籍で加入したグリーズマン。当初は買い取り義務付きのレンタル移籍とされていた。

今シーズンはアトレティコでの2年目。買い取り義務の条件はプレー可能な時間の50%以上をプレーするというものであり、2021-22シーズンは公式戦39試合に出場し8ゴール7アシストで81%プレーしていたという。

スペインではバルセロナがこの件を訴えるとし、4000万ユーロ(約58億円)を要求すると報道。一方のアトレティコは、2年間で50%と主張。今季はそのこともあり、経営陣からの圧力をかけられた結果、ディエゴ・シメオネ監督は全ての試合で30分以下の出場時間に抑えているとされている。

そのグリーズマンは、今季は公式戦6試合で3ゴールを記録。うち2点が決勝点となっており、効率の良いパフォーマンスを見せている。

フランス『レキップ』によると、今季は調子を上げているグリーズマンだが、財政的に厳しいアトレティコは買い取り額を下げたいと目論んでおり、2500万ユーロ(約36億1500万円)での買い取りを目指しているという。バルセロナも、9月中に決着をつけたい考えとのことだ。

もしこのタイミングで交渉が合意すれば、グリーズマンの出場時間は伸びると見られ、カタール・ワールドカップ(W杯)に向けたグリーズマンにとっても、アトレティコにとってもプラスと考えられる。

両クラブの合意は時間の問題とされているが、果たしてどこに落ち着くだろうか。

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