アルダ・トゥランが現役引退を発表…

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昨シーズン限りでガラタサライを退団していた元トルコ代表MFアルダ・トゥラン(35)が現役引退を発表した。自身のインスタグラムで明かした。ガラタサライの下部組織で育ったアルダは、2005年1月からファーストチームでプレー。マニサスポルへのレンタル移籍も経験しながら、ガラタサライでその名を挙げると、2011年8月にアトレティコ・マドリーへと完全移籍。

アトレティコでは、2011-12シーズンにヨーロッパリーグ、2012-13シーズンにコパ・デル・レイ、2013-14シーズンにラ・リーガとタイトルを獲得。その後、2015年7月にバルセロナへと移籍したが、この選択でキャリアが暗転する。

加入したバルセロナでは、当時選手登録が禁止されていたためにプレーできず。その後も不遇の時期を過ごすと、2018年1月に加入したレンタル先のイスタンブール・バシャクシェヒル在籍時には、ナイトクラブでの暴行やセクハラ、銃器不法所持等の容疑で2019年9月に2年8カ月の懲役刑を言い渡された。

加えて試合中の主審への暴言なども問題となり、16試合の出場停止処分も科せられるなど非道の限りを尽くし、2020年1月にイスタンブールBBとは双方合意で契約解除。半年後にはバルセロナも契約満了で退団し、同年8月に古巣のガラタサライへ9年ぶりに復帰した。

ガラタサライ復帰後はキャプテンを務めるなど、2020-21シーズンはリーグ戦32試合に出場し4ゴール2アシストを記録するなど、優勝争いするチームを引っ張った。しかし、昨季は度重なるケガに悩まされ、公式戦12試合の出場にとどまると、契約満了に伴い、クラブを退団していた。

また、トルコ代表では2006年8月のルクセンブルク戦でデビュー。ユーロでは2008年と2016年の2度に渡り出場するなど通算100試合に出場した。

アトレティコ・マドリーはクラブの公式ツイッターに、選手の画像とともに「あなたが私たちに与えてくれたすべての素晴らしい瞬間に感謝します」とのコメントをクラブ公式ツイッターで発表している。

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