ディエゴ・シメオネ監督がセルタ戦を振り返った。スペイン『ムンド・デポルディポ』が伝えている。アトレティコは10日、ラ・リーガ第5節でセルタとのホームゲームに臨んだ。試合は9分にアルゼンチン代表MFアンヘル・コレアが先制点を決めると、50分に同代表MFロドリゴ・デ・パウル、66分にはベルギー代表MFヤニク・カラスコが追加点を叩き込む。直後に1点を返されたものの、アトレティコは82分にオウンゴールが決まって勝負あり。4-1で勝利を収めた。
シメオネ監督はクラブ公式サイトで試合を振り返り、選手たちのパフォーマンスにおおむね満足していると語った。
「我々のチームは前半から積極的だったが、ボールロストが多く、危険なシーンもあった。すべてのゴールは良い連携から生まれた産物で、後半になると選手たちが勇気を持って大胆なポジショニングを見せた」
「後半はより強固なチームになっていたね。3-1から3-2になってしまうと複雑な状況にならざるをえなかったが、先にクーニャが4点目(記録はオウンゴール)を決めてくれた」
「今日はフレッシュなプレーヤーを使うことにした。彼らのプレーにはとても満足しているよ。このチームでは誰もが重要なプレーヤーであり、裏を返せば1人として特別なプレーヤーはいない」
また、今夏にドルトムントから加入し、ラ・リーガ全試合でフルタイム出場を続けるベルギー代表MFアクセル・ヴィツェルや、4点目に絡む活躍を見せたブラジル代表FWマテウス・クーニャに賛辞の言葉を送っている。
「彼特有の落ち着きやライン間でのパスの選択… ヴィツェルは素晴らしいゲームビジョンを持っている。彼が後ろに安心感を与える存在であるとプレシーズンで理解したよ。とてもうまくやってくれている。彼はボールロストしたことがあるのだろうか?」
「クーニャはアトレティコにとって理想的なプレーヤーと言える。アルバロ・モラタのコンディションがとても良いが、そんな彼とも激しく競争しているよ。クーニャは情熱や激しさを持つ男で、そういうストライカーが必要なのだよ」
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