3季ぶりにラ・リーガへ、アトレティコ加入決定のレギロン「これまでの経験を…」

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 アトレティコ・マドリーへのレンタル移籍が発表されたスペイン代表DFセルヒオ・レギロンが、クラブ公式チャンネルで新天地での意気込みを語った。

 現在25歳のレギロンはレアル・マドリーの下部組織出身。セビージャで主力として活躍した後、2020年夏に完全移籍でトッテナムへと加入した。同クラブでは左サイドバックを主戦場として、公式戦通算67試合の出場で2ゴールをマーク。昨年11月からチームを率いるアントニオ・コンテ監督の下でも左ウイングバックとして信頼を得ていたが、今季は構想外となり、開幕4試合連続でベンチメンバーから外れていた。

 このような状況の中で、新天地はアトレティコ・マドリーに決定した。1年間のレンタル移籍で、契約に買い取りオプションは付随していないという。アトレティコ・マドリーは29日、ブラジル代表DFレナン・ロディがノッティンガム・フォレストへとレンタル移籍することを発表。同選手の退団を受けて、ラ・リーガでの経験もある左サイドのスペシャリストを獲得することとなった。

 アトレティコ・マドリーへの加入に際し、レギロンは「僕にとって本当に幸せな瞬間だ。新しいチームメイトに会うこと、そして新たなシーズンに臨むのが本当に楽しみだよ」とコメント。新天地の印象も口にしている。

「アトレティコ・マドリーというクラブはすべてをかけて戦う集団だと思っている。そのための準備を怠らない。クラブには素晴らしい選手たちが在籍しており、その多くが代表チームの常連だ。このような選手たちと切磋琢磨すれば、素晴らしいシーズンを過ごせるはずだ」

 また、レギロンは自身の強みについて「チームにエネルギーを与えられること」と話しただけでなく、「僕は非常に負けず嫌いなんだ」と続け、熾烈な定位置争いを歓迎する姿勢を示した。さらに、「これまでの自分の経験をチームに還元したい。監督が望むようなプレーができればいいね」と意気込みを語っている。

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