ディエゴ・シメオネ監督が、トッテナムDFセルヒオ・レギロン獲得の可能性について言及している。
アトレティコは出場機会の少なさからワールドカップ参加に危機感を抱いていたDFレナン・ロディをノッティンガム・フォレストに放出。代役としてレギロン獲得が報じられている状況だがが、現地メディアは同選手が宿敵レアル・マドリーの下部組織出身であることにより、サポーターが悪感情を抱くことを危惧している。
シメオネ監督は29日のラ・リーガ第3節バレンシア戦を前にした会見で、そうした指摘についてコメント。アトレティコの近代史を代表する両サイドバック、フアンフランとフィリペ・ルイスのほか、現在はアルバロ・モラタ、マリオ・エルモーソ、マルコス・ジョレンテが所属しているなど、同クラブではこれまでにもマドリーの下部出身選手がいたことを強調している。
「フアンフランもレアル・マドリーに在籍した過去がある。フィリペだって同じだろう。そんな彼らはこのクラブの歴史の一部だ。アルバロ(・モラタ)は並外れたプレーを見せているし、マリオ・エルモーソはラ・リーガ優勝に大きく貢献してくれた。ジョレンテはここでブレイクを果たしている」
「私は彼らをマドリーの選手たちという見方で捉えていない。彼らはフットボールの選手たちだ」
シメオネ監督はまた、ジェンナーロ・ガットゥーゾ監督率いるバレンシアについては、次のような見解を示した。
「映像で見る限り、彼らは監督の意思がしっかり反映されたチームだ。インテンシティー、プレッシングの強度が高く、敵意を感じさせてくれるチームだ。選手たちのクオリティーは高く、新たに加入した選手たちがさらなるエネルギーを注入しているね」
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