21日のラ・リーガ第2節、アトレティコ・マドリーは本拠地シビタス・メトロポリターノでのビジャレアル戦を0-2で落とした。
開幕節ヘタフェ戦では会心のパフォーマンスで3-0勝利を飾ったアトレティコ。第2節、不動産会社シビタスがネーミングライツを取得したメトロポリターノに迎えたのは、こちらも開幕節バジャドリー戦を会心のパフォーマンスによって3-0で制したビジャレアルだ。シメオネ監督はヘタフェ戦から左ウィングバックをサウールからカラスコに変更。そのほかは変更なくGKオブラク、DFサビッチ、ヴィツェル、ヘイニウド、MFモリーナ、マルコス・ジョレンテ、コケ、レマル、カラスコ、FWジョアン・フェリックス、モラタがスタメンに名を連ねた。
前半、まずペースを握ったのはビジャレアル。4-4-2で後方からボールをつなぎ、アトレティコの数の足りないプレッシングをかいくぐってGKオブラクが守るゴールまで迫っていった。だがロ・チェルソ、カプエのシュートはアトレティコ守護神がいつもの好セーブに阻まれ、さらに36分にジェラール・モレノが枠に押し込んだボールは肘を使ったためハンドとなった。肝を冷やしたアトレティコはその後に反撃に出たが、ビジャレアルほどにはGKルジが守るゴールを脅かせず。試合はスコアレスのまま折り返しを迎えた。
後半も前半と状況は変わらず、ビジャレアルがボールを保持して試合を進めていく。シメオネ監督は62分に交代カードを切りマルコス・ジョレンテとレマルを下げてデ・ポール、また神を緑色に染めたグリーズマンをピッチに立たせる。さらに70分にはJ・フェリックスとモラタの2トップも下げてアンヘル・コレアとクーニャを投入した。
アトレティコは71分、右サイドを突破したA・コレアのクロスからクーニャがフィニッシュまで持ち込むが、ルジの驚異的なセーブによってゴールはならず。そしてその1分後、ビジャレアルがシビタスに沈黙をもたらす得点を決めた。ペナルティーエリア内、モリーナのトラップミスを拾ったジェレミ・ピノが、冷静なシュートでオブラクを破っている。
1点ビハインドを負ったシメオネ監督はサビッチのとの交代でヒメネスを投入。77分にはペナルティーエリア内の混戦からカラスコがヘディングシュートを放ったものの、ボールは枠内に完全に入り切る前にルジが右手でかき出して、これもゴールとはならなかった。95分にはモリーナがバエナに後方から打撃を加えて一発退場となり、アトレティコは数的にも不利に。すると97分、ジェラール・モレノが速攻からビジャレアルの2点目を決めて勝負あり。ビジャレアルが連勝で勢いを維持し、アトレティコは開幕2戦目で冷や水を浴びせられている。
ATLÉTICO DE MADRID 0–2 VILLARREAL
Atlético de Madrid: Oblak, Savic (Giménez 75′), Witsel, Reinildo, Molina, Carrasco, Koke, Lemar( Antoine Griezmann 60′), Marcos Llorente (Rodrigo de Paul 60′); João Félix (Corea 69′) y Morata (Cunha 69′).
VILLARREAL; Rulli;Foyth, Albiol, Pau Torres, Pedraza; Capoue (Coquelin 69′), Parejo, Lo Celso (Baena 69′); Yeremy (Chukwueze 75′), Gerard Moreno, Jackson (Morales 83′).
Arbitro:De Burgos Bengoetxea
GOLES:
0-1, Yeremy 73′
0-2, Gerard 96′
TARJETAS:
Amarilla João Félix 48′
Amarilla Giménez 95′
Amarilla Parejo 95′
Roja Nahuel Molina 96′
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