アトレティコ・マドリーは15日にラ・リーガ開幕節、敵地コリセウム・アルフォンソ・ペレスでのヘタフェ戦に臨み、3-0の勝利を飾った。
昨季のアトレティコはCL出場権獲得という目標こそ達成したものの、人によっては泣かず飛ばずの存在感ないシーズンだった。今季はモラタとサウールが出戻り、さらにヴィツェルとネルソン・モリーナを獲得して豪華だった陣容をさらに強化。このヘタフェ戦のスタメンはGKオブラク、DFナウエル、サビッチ、ウィツェル、ヘイニウド、サウール、MFマルコス・ジョレンテ、コケ、レマル、FWモラタ、ジョアン・フェリックスで、なおかつ控えにグリーズマン、アンヘル・コレア、クーニャ、デ・ポール、カラスコ、コンドグビア、ロディを揃える充実ぶりを見せている。
シメオネ監督就任後、17勝2分けという圧倒的な成績を残しているヘタフェとの試合で、アトレティコは主導権を握り15分に先制点を獲得。中盤でのボール奪取から、レマル、サウール、J・フェリックスとワンタッチを中心に小気味良くボールをつないでいき、最後にモラタがペナルティーエリア手前から左足のシュートを突き刺した。
リードを得たアトレティコはその後ヘタフェの反撃に遭い、41分にはイグレシアスのクロスからボルハ・マジョラル(モラタ同様にレアル・マドリーのカンテラーノ)にポスト直撃のヘディングシュートを放たれて肝を冷やす。少し守備が不安定になりながらも、1-0のままハーフタイムを迎えている。
後半、アトレティコは59分に追加点を獲得。ゴールを決めたのは、またもモラタだった。前線でヘタフェのパスミスを拾ったJ・フェリックスが、ヘタフェ守備陣をひきつけながら顔を向けている方とは逆を走るモラタにスルーパス。背番号19はそのままペナルティーエリア内左に走り込み、再び利き足とは逆の左足でシュートを沈めている。この試合2得点のモラタはプレシーズンにも4得点(その内3得点はユヴェントス相手)を決めており、アトレティコ復帰後合計6得点と絶好調だ。
アトレティコはその後、前半よりも堅牢な守備でへタフェの攻撃を封じ(マジョラルに再び決定機を許す場面もあったが…)、75分に途中出場のグリーズマンがダメ押し弾を記録。フランス代表FWはJ・フェリックスのさらなるノールックパスからペナルティーアーク付近まで突き進み、そこから左足のグラウンダーのシュートでネットを揺らしている。シメオネ監督率いるチームはヘタフェのゴールを最後まで許すことなく、3点リードを維持したまま試合終了のホイッスルを迎えている。泣かず飛ばずではない、絶好のシーズンスタートを切った。
Getafe CF 0–3 Atlético de Madrid
Getafe CF; David Soria, Djene, Angileri, Duarte, Iglesias, Mitrovic, Aleñá (Portu, 58’), Arambarri, Maksimovic (Seoane, 63’), Enes Ünal (Moi, 81’) y Borja Mayoral (Mata, 81’).
Atlético de Madrid: Oblak, Savic, Witsel, Reinildo, Molina, Saúl (Carrasco, 62’), Koke, Lemar (Griezmann, 62’), Marcos Llorente (De Paul, 62’), João Félix (Correa, 83’); y Morata (Cunha, 83’).
Arbitro: Sánchez Martínez
GOLES:
0-1, min. 15, Morata
0-2, min. 59, Morata
0-3, min. 75, Griezmann
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