アトレティコ・マドリーが、ウディネーゼDFナウエル・モリーナの獲得を決めたようだ。スペイン『マルカ』が報じている。
先の冬の移籍市場でDFキーラン・トリッピアーをニューカッスルに放出することになり、それ以降右サイドバック/右ウィングバックの穴を埋められていないアトレティコ。バレンシアから獲得したMFヴァスが負傷離脱し、マルコス・ジョレンテに同ポジションを務めるさせることが多かったが、それは同選手の攻撃的長所を削ぐことにもなっていた。
ディエゴ・シメオネ監督は今夏の移籍市場で、世界でも屈指の攻撃能力を誇る右SBナウエルの獲得を求めていたものの、クラブは財政的に厳しい状況で獲得が難航。しかし、ようやくウディネーゼとのクラブ間交渉が合意に至ったようだ。
『マルカ』曰く、アトレティコは移籍金として1000万ユーロ、出来高500万ユーロ、さらにウディネーゼに貸し出していたDFネウエン・ペレスを1000万ユーロの価値で譲渡することにより、ウディネーゼを納得させたという。アトレティコはナウエルと2027年までの5年契約を結ぶとのことだ。
ナウエルはセリエAで64試合に出場し、9ゴール10アシストを記録。また昨季には同リーグとコッパ・イタリアで8ゴールを決めており、とりわけ右ウィングバックとしてプレーする際に抜群の攻撃力を発揮している。
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