準備万端! マルコス・ジョレンテが新シーズンの“旅に出る”「1年分のリュックを背負っている」

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MFマルコス・ジョレンテが、新シーズンに向けて意気込みを示した。20日、スペイン紙『アス』が伝えている。

 2019年夏にアトレティコ・マドリードに加入したマルコス・ジョレンテ。2020-21シーズンにはラ・リーガ12得点10アシストを記録する活躍を見せ、同リーグ制覇の立役者となった。迎えた在籍3シーズン目となる2021-22シーズンも公式戦40試合に出場。コパ・デル・レイ(国王杯)ベスト16、チャンピオンズリーグ(CL)ベスト8で敗退したものの、ラ・リーガではCL出場圏内となる3位フィニッシュに大きく貢献している。

 新シーズン向けてトレーニングに勤しむマルコス・ジョレンテは「とても調子がいいよ。1年分のリュックを背負っている」と旅支度は準備万端。続けて「すべてのコンペティションで戦えるだけのメンバーを揃えていると思う。新しい仲間が増えたことで、僕たちはもっと成長することができる」と現有戦力と新戦力の融合がチームを成長させると口にした。

 昨シーズンはシメオネ政権下初となるラ・リーガ4連敗を喫したアトレティコ・マドリード。ディフェンディングチャンピオンとして挑んだシーズンを満足のいく形で終えられなかったことについて、マルコス・ジョレンテは「自分たちの実力を見せたい。昨シーズンの僕たちは非常に一貫性がなく、物事がうまくいかなかった。最終的には(CL出場権獲得という)良い結果で締めくくれたものの、期待はずれのシーズンだった」と振り返りつつ、「昨シーズン終盤で見えた形を積み重ねていくことが目的。チームの質を高めてくれる選手も加入したから、開幕が待ち遠しいんだ」と新シーズンへの意気込みを語った。

 今年11月に開催されるFIFAワールドカップカタールについても言及したマルコス・ジョレンテは「こんなことは初めてだ。でも、言い訳はしない。誰にとっても同じことだからね。最もよく順応した選手が、ワールドカップとシーズンに向けて大きなアドバンテージを持つことになる」と異例のシーズンを乗り切る覚悟を示している。

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