アトレティコ復帰のモラタに待ち受けていた現実…序列最後尾“第5のストライカー”扱い、ユヴェントスなどへ移籍の可能性も

この記事は約2分で読めます。

今夏、レンタル先のユヴェントスからアトレティコ・マドリーに出戻ったスペイン代表FWアルバロ・モラタだが、アトレティコで待ち受けている試練はあまりに厳しいものかもしれない。そのため、再び移籍する可能性もあるとのことだ。スペイン『マルカ』が報じている。

2年前、ディエゴ・シメオネ監督との確執すら噂された出場時間の不満から、自ら希望してユヴェントスにレンタルで加入したモラタ。ユヴェントスが3500万ユーロの買い取りオプションを行使しなかったことでアトレティコに戻った同選手は、先に「アトレティコでの練習開始が待ち切れない」「僕たちのファンは世界一。寂しく思っていた」と語るなどしていた。

モラタの視線の先にカタール・ワールドカップがあるのは間違いない。だが『マルカ』曰く、アトレティコにとどまることが、ハンデになる可能性すらあり得るようだ。

今季のアトレティコの前線はFWジョアン・フェリックス、FWアントワーヌ・グリーズマンの2選手が軸になるとみられる。加えて、ディエゴ・シメオネ監督が2015年から“第3のストライカー”として信用し続けるFWアンヘル・コレア、未来への投資であるFWマテウス・クーニャも存在し、現在のモラタは序列の最後尾、“第5のストライカー”という位置付けであるようだ。

このため、たとえモラタがアトレティコでプレーする意気込みを示そうとも、アトレティコがモラタの残留を強調しようとも、同選手の移籍は否定できない状況のようだ。なお買い取りオプション行使をあきらめたユヴェントスは、このスペイン代表FWをどうにか残そうと苦心した経緯もあることから、市場閉鎖の前に新たな動きを見せる可能性もあるという。

コメント